【マスクをしていないからと警官まで呼んで図書館で退館命令!?】

 新型コロナの感染予防に向け、ワクチンの接種が始まったことで、感染拡大収束への期待も寄せられています。

 一方で、感染拡大防止の目的とはいえ、「マスク警察」「自粛警察」など市民の間に分断を生み出すような動きは行き過ぎではないかと思います。

 全国でコロナ関連の条例が制定されているという報道を読んでいたら、医療従事者の方たちへの差別や誹謗中傷をやめよう、という呼びかけや、営業自粛要請で経済的に落ち込んでいる地域の飲食店をはじめとする事業者を支援するために地元での買い物を呼びかける地域経済振興の内容であったりということとともに、「市民の責務」「期待される市民の行動」ということで行政の施策への協力をいうあまり、かえって差別や分断を助長する懸念もある、という指摘がなされていました。

 私も、その点は同感です。

 マスクをつける事を推奨することは「義務づけ」とは違いますし、身体的・精神的な都合で着けられない人もいれば、マスクをつけるうちに気分が悪くなる人もあります。特に、蒸し暑い時期ともなれば、誰だって気分が悪くなることはあり得るわけで、どうしてもマスクなしで咳やくしゃみをするような時は「咳エチケット」で対応すればいいわけです。

 マスクをしていない人やワクチンを打っていない人は社会から排除される、などということがあってはいけないと思います。

 と書いていたら、なんと驚きの事態が!

 知人からこんな声が寄せられました。

 市立図書館で、知人がマスクを着けずに入館したら「マスクの着用を」と言われ、「病気ですか」と聞かれたので「マスクをしたら気分が悪くなるんです」と答えたところ「それではダメです」と。

 さらに、「マスクを着けないなら退館してください。従わなければ警察を呼ぶ」とまで言われ、本当にそんなことになるのかと思っていたら、本当に警官が4人もやってきて「退館してください」「来ないでください」と言われたそうです。

 ひとりで図書館に来て、黙って本や新聞を読むことに、マスクは必須なのでしょうか。

 もし、この場合「病気です」と言ったらどうなったのでしょう。医師の診断書を持ってこい、ということにもなりかねません。「図書館の自由」を掲げる佐賀市立図書館でこんなことが起きていたのかと思うと、悲しくなります。

 佐賀市は「コロナでの差別は許さない」と呼びかけています。それは医療や介護・保育などの従事者に対する偏見や誹謗中傷をしないよう、という意味です。

 でも、それだけではないはずです。いろいろな事情でマスクをはめられない人、ワクチンを打てない人、あるいは感染拡大させるつもりは全くなくてもいろいろな考えでマスクを着けない人、ワクチンを打たない人、ということはあり得ます。

 病気でマスクを着けられない人は入館できないのでしょうか?ワクチンを打っていない人は排除されることになるのでしょうか?(ということにもなりかねません)

 社会的な排除や差別を生まないように、感染防止対策の適切なあり方を改めて考えるべきではないでしょうか。

https://mainichi.jp/articles/20210604/k00/00m/040/314000c...
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#新型コロナ
#感染防止対策
#差別や排除を生むことのないように
#佐賀市立図書館

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