【コロナ感染問題とメーデーについて 歴史に学ぶ】

 昨日、メーデー100周年のことを書いた投稿に対してお寄せいただいたコメントの中で、「100年前というとスペイン風邪が流行った頃ですね」というものがあり、あらためてそういう認識で調べてみたら、「週刊エコノミスト」のオンライン記事に興味深いものを見つけました。


 新型コロナ感染が拡大する中で、歴史的に学ぶことはないかと探ってみたら、内閣衛生局編『流行性感冒』という報告書の中で、100年前のスペイン風の時に、貧富の差や地域・年齢層を問わない国民的な感染であることから、予防策としては手洗いとうがい・マスクの着用を啓蒙するとともに、公共団体による無料診療所の設置や貧困層へのマスクの配布などの社会的弱者の救済が行われるようになったとのこと。



 また、季武嘉也編「日本の時代史24 大正社会と改造の源流」の中で、スペイン風邪が流行る中で、貧富の差が社会に起因していると認識されるようになり、日本の各地でも労働組合や農民組合が次々と結成されるようになり、貧富の差を是正する社会を求める動きが強まっていったことと第1回メーデー集会が1920年に行われたことが述べられています。


 新型コロナ感染防止のために、自粛や行動制限の動きが強調されるだけでなく、「自粛と給付はセットだ」という提起のもと、おそらくこれまでなら考えられなかったような規模の社会的な給付制度が実施されているのは、一つの特徴と言えると思います。



 現代にも共通する部分と、コロナ禍収束後にも予想される現代ならではの貧富の差の拡大やコロ経済的・精神的要因による自殺者の増加などの悲劇が起きないように、歴史的な教訓を踏まえた社会保障制度の構築が必要なのではないか、と、この記事を読みながら思います。

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200428/se1/00m/020/016000c
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