【恒例の元旦の食事会】
私は小学生の頃から毎年、元旦の夜には母の仕事の片腕だったKさんのお宅に遊びに行くのが習わしでした。
私の生まれる前から母と一緒に仕事をしておられ、赤ん坊の時から忙しい母に代わって見てもらうことも少なくなかったKさんは私にとっては「第二の母」ともいえる方です。
大学時代に帰省した時も元日の夜はいつもKさん宅でお正月の年をとるという感じで、それは結婚してからも変わらない状況でした。お一人暮らしでも、いつも自分の身の回りのことをしっかりとして凛とした暮らしぶりをされていますが、お互いに元日の夜は会うものだと決めているのです。
今やKさんも88歳。しかも、今年は母がいるのでどうしようかと思ったのですが、「お母さんもどうぞ」との言葉に甘えて、父をグループホームに送ったあと、母と2人でKさん宅にお邪魔しました。

今のKさんのお宅には滅多に来たことのなかった母でしたので、とても喜んでおり、Kさんが可愛がっているぬいぐるみとも仲良しになり、Kさんの心づくしのお料理もたくさん頂き、大満足の母でした。



Kさんがちょうど年末に写真を整理していて昔の写真が出てきたからと集めたアルバムを見ては懐かしんだり、楽しいひと時でした。




60年以上にわたる2人の友情の絆を、また深め合ったようでした。
#家族の肖像
#第二の母
#母の片腕
#元旦の食事会
#60年以上の友情
私の生まれる前から母と一緒に仕事をしておられ、赤ん坊の時から忙しい母に代わって見てもらうことも少なくなかったKさんは私にとっては「第二の母」ともいえる方です。
大学時代に帰省した時も元日の夜はいつもKさん宅でお正月の年をとるという感じで、それは結婚してからも変わらない状況でした。お一人暮らしでも、いつも自分の身の回りのことをしっかりとして凛とした暮らしぶりをされていますが、お互いに元日の夜は会うものだと決めているのです。
今やKさんも88歳。しかも、今年は母がいるのでどうしようかと思ったのですが、「お母さんもどうぞ」との言葉に甘えて、父をグループホームに送ったあと、母と2人でKさん宅にお邪魔しました。

今のKさんのお宅には滅多に来たことのなかった母でしたので、とても喜んでおり、Kさんが可愛がっているぬいぐるみとも仲良しになり、Kさんの心づくしのお料理もたくさん頂き、大満足の母でした。



Kさんがちょうど年末に写真を整理していて昔の写真が出てきたからと集めたアルバムを見ては懐かしんだり、楽しいひと時でした。




60年以上にわたる2人の友情の絆を、また深め合ったようでした。
#家族の肖像
#第二の母
#母の片腕
#元旦の食事会
#60年以上の友情
【樹齢1000年の楠のある牛島天満宮に初詣】
父をグループホームに送ったあと、Kさん宅にお年始に行く約束の6時まで時間があったので、母を乗せてしばらくドライブをしました。
古木の 佐賀城内のお堀の周りをひと回り、水ケ江に出て、その昔母が台北から佐賀に引き上げて来て住んでいた枳小路(げすこうじ)の屋根付きの門のお宅(今も現存のTさん宅)を眺めて、思いで話を聞きながら材木橋から東佐賀をまわり、牛島天満宮に行きました。

せっかくなので、ここでわたしだけ車を降りて初詣。
牛島天満宮には樹齢1000年の楠があり、この祠に入って願い事をすると叶うというので、夕暮れ迫る神社の楠のほこらに潜り込むという冒険をしてみました。



何を願ったかは内緒です。
人出の賑わう佐嘉神社とはまた違った風情のある神社での初詣で心の休まるひと時でした。

#家族の肖像
#牛島天満宮
#初詣
#樹齢1000年の楠
古木の 佐賀城内のお堀の周りをひと回り、水ケ江に出て、その昔母が台北から佐賀に引き上げて来て住んでいた枳小路(げすこうじ)の屋根付きの門のお宅(今も現存のTさん宅)を眺めて、思いで話を聞きながら材木橋から東佐賀をまわり、牛島天満宮に行きました。

せっかくなので、ここでわたしだけ車を降りて初詣。
牛島天満宮には樹齢1000年の楠があり、この祠に入って願い事をすると叶うというので、夕暮れ迫る神社の楠のほこらに潜り込むという冒険をしてみました。



何を願ったかは内緒です。
人出の賑わう佐嘉神社とはまた違った風情のある神社での初詣で心の休まるひと時でした。

#家族の肖像
#牛島天満宮
#初詣
#樹齢1000年の楠
【父の「里帰り」】
2020年、元日の朝はとてもいい天気に恵まれました。

今日は父を2ヶ月半ぶりに自宅に連れてきました。10月21日の再入院から12月7日のグループホーム入所まで、まったく自宅に立ち寄らなかったので、最近は父も「大財の自宅を忘れそう」「どうなっているか見たい」と言うようになっていたので、正月の1日は自宅に連れてくることにしました。
あまりお正月の準備もしていなかったのですが、「いつもどおり」の状態だったのも良かったかもしれません。
父を迎えに行こうとすると、母も「どうしてもついて行く」というので支度して車に乗せた途端「あら、お父さんを連れてくるだけ?」と聞くではありませんか。「そうよ、迎えに行って家に連れてくるのよ」と言うと「なーんだ、じゃあ、家で待ってても良かったんだ」と母。「いやいや、アナタがついてくると言ったんだから」と若干のやり取りをしつつ紀水苑へ。
こちらでは父が着替えもせずにサロンで新聞を読んでいて、「迎えにきたよ」というと「ふーん、そう?」と淡白な反応。(昨日と一昨日はあんなに帰りたがってたやないの!)とりあえず暖かいズボンに履き替えて、防寒対策もきちんとしてようやくお出かけモードに。

まっすぐ自宅に帰るのももったいないほどのいい天気だったので、なじみの地域をゆっくり車を走らせ、私のマンションに車を置いて、そこから龍造寺八幡宮に3人で初詣に行くことにしました。
いつものシルバーカーなしで、母を父と私が両脇から手をつないでゆっくりゆっくり神社まで歩きました。
境内から社殿にもどうにか登って、母はお詣りをしたのですが、父は「オレは無神論者だから」と社殿のところまで上がろうとしません。ただ、母を支えるためにだけ渋々上がってきて階段を降りるのを手伝っていました。
「無神論者なのはいいけど、何も神さんの前で言わんでも…」とつい、苦口を叩いてしまいました。だって、それをいうなら、母はクリスチャンですから。
とはいえ、多分親子3人で初詣など、何十年ぶりのことでしょう。それだけでも記念になりました。
私が小さい時は八幡神社のすぐたもとの家に住んでいたので、ここも懐かしい場所として両親の心に残ったと思います。


そこから久々の自宅に戻り、無農薬の美味しい嬉野茶とお菓子を出して一息ついてもらいました。このお茶はバルーンフェスタの時に物産広場で買ったのですが、めっぽう美味しく、グループホームではいろいろ水分制限されている父なので、ぜひ、お茶好きの父に飲んでもらいたいと思っていたところでした。
昼はお雑煮と簡単なお節を囲み、久々に親子水入らずのお正月を迎えることができました。


あとは、母はいつものようにベッドに潜り込み、父もいつものように新聞を読んだり椅子でうたた寝したり…とのんびりして過ごしています。





#家族の肖像
#いやはや介護日記
#ホームスイートホーム
#親子水入らず
#龍造寺八幡宮
#初詣
#無神論者
#クリスチャン
#我が家のお雑煮

今日は父を2ヶ月半ぶりに自宅に連れてきました。10月21日の再入院から12月7日のグループホーム入所まで、まったく自宅に立ち寄らなかったので、最近は父も「大財の自宅を忘れそう」「どうなっているか見たい」と言うようになっていたので、正月の1日は自宅に連れてくることにしました。
あまりお正月の準備もしていなかったのですが、「いつもどおり」の状態だったのも良かったかもしれません。
父を迎えに行こうとすると、母も「どうしてもついて行く」というので支度して車に乗せた途端「あら、お父さんを連れてくるだけ?」と聞くではありませんか。「そうよ、迎えに行って家に連れてくるのよ」と言うと「なーんだ、じゃあ、家で待ってても良かったんだ」と母。「いやいや、アナタがついてくると言ったんだから」と若干のやり取りをしつつ紀水苑へ。
こちらでは父が着替えもせずにサロンで新聞を読んでいて、「迎えにきたよ」というと「ふーん、そう?」と淡白な反応。(昨日と一昨日はあんなに帰りたがってたやないの!)とりあえず暖かいズボンに履き替えて、防寒対策もきちんとしてようやくお出かけモードに。

まっすぐ自宅に帰るのももったいないほどのいい天気だったので、なじみの地域をゆっくり車を走らせ、私のマンションに車を置いて、そこから龍造寺八幡宮に3人で初詣に行くことにしました。
いつものシルバーカーなしで、母を父と私が両脇から手をつないでゆっくりゆっくり神社まで歩きました。
境内から社殿にもどうにか登って、母はお詣りをしたのですが、父は「オレは無神論者だから」と社殿のところまで上がろうとしません。ただ、母を支えるためにだけ渋々上がってきて階段を降りるのを手伝っていました。
「無神論者なのはいいけど、何も神さんの前で言わんでも…」とつい、苦口を叩いてしまいました。だって、それをいうなら、母はクリスチャンですから。
とはいえ、多分親子3人で初詣など、何十年ぶりのことでしょう。それだけでも記念になりました。
私が小さい時は八幡神社のすぐたもとの家に住んでいたので、ここも懐かしい場所として両親の心に残ったと思います。


そこから久々の自宅に戻り、無農薬の美味しい嬉野茶とお菓子を出して一息ついてもらいました。このお茶はバルーンフェスタの時に物産広場で買ったのですが、めっぽう美味しく、グループホームではいろいろ水分制限されている父なので、ぜひ、お茶好きの父に飲んでもらいたいと思っていたところでした。
昼はお雑煮と簡単なお節を囲み、久々に親子水入らずのお正月を迎えることができました。


あとは、母はいつものようにベッドに潜り込み、父もいつものように新聞を読んだり椅子でうたた寝したり…とのんびりして過ごしています。





#家族の肖像
#いやはや介護日記
#ホームスイートホーム
#親子水入らず
#龍造寺八幡宮
#初詣
#無神論者
#クリスチャン
#我が家のお雑煮
【2020年の初詣】
【2020年、 誰ひとりおきざりにしない政治へ あなたとご一緒に!】
2020年、
誰ひとりおきざりにしない政治へ
あなたとご一緒に!

昨年は全国各地で台風や豪雨災害が起き、佐賀市でも8月にこれまでにないような豪雨災害に見舞われました。多くの方が被災され、今なお傷の癒えない地域も残されています。
命を守ることの大切さとともに、気候変動に関しても、身近にできることからアクションを起こしていかなくては、という思いが強まりました。
また、子育てや介護をされている方、非正規での職場や正規でも長時間労働に追われている方、障がいを持ちながらも懸命に日々を生きている方など、さまざまな方たちとの出会いを通じて、通りいっぺんではなく、文字通り「誰ひとり取り残さない政治」をめざしていかなくては、という思いを強くした1年でもありました。
今年は2020年。
私にとっては、ついに還暦を迎える事となり、初心にかえって日々を新たに過ごしていきたいと決意しています。
みなさまにとっても、みのり豊かな一年となりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
#2020年
#ついに還暦迎えます
#子年でこまごまと走りまわります
#平和で実り豊かな年となりますように
誰ひとりおきざりにしない政治へ
あなたとご一緒に!

昨年は全国各地で台風や豪雨災害が起き、佐賀市でも8月にこれまでにないような豪雨災害に見舞われました。多くの方が被災され、今なお傷の癒えない地域も残されています。
命を守ることの大切さとともに、気候変動に関しても、身近にできることからアクションを起こしていかなくては、という思いが強まりました。
また、子育てや介護をされている方、非正規での職場や正規でも長時間労働に追われている方、障がいを持ちながらも懸命に日々を生きている方など、さまざまな方たちとの出会いを通じて、通りいっぺんではなく、文字通り「誰ひとり取り残さない政治」をめざしていかなくては、という思いを強くした1年でもありました。
今年は2020年。
私にとっては、ついに還暦を迎える事となり、初心にかえって日々を新たに過ごしていきたいと決意しています。
みなさまにとっても、みのり豊かな一年となりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
#2020年
#ついに還暦迎えます
#子年でこまごまと走りまわります
#平和で実り豊かな年となりますように