【佐賀市ボランティアセンターの反省会】

夜は8月の佐賀豪雨にともなって佐賀市社会福祉協議会を中心に佐賀市で初めて立ち上げられた災害ボランティアセンターの反省会が行われ、県防災士会から益田副会長、小林事務局長とともに参加させていただきました。


8月30日にボランティアセンターが立ち上げれられ、被災状況とニーズの把握を行なった上で9月1日からボランティアを受け入れ開始して以来、9月23日で大規模なボランティアセンターを縮小したものの、個別の支援要望に対応して来られました。


この10月17日をもって一応収束となったことで、この間まともに休みもとらずに頑張って来られた佐賀市社協のスタッフの皆さんを始め、県社協、佐賀市協働推進課、防災士会など関係者で労をねぎらいつつ、初めての活動で気づいたこと、今後の取り組みに生かすべきことなどを食事もしながら出し合いました。
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わたし自身、これまで各地の被災地支援ボランティアに参加したことはあっても、受け入れ側に立ったのは今回が初めてで、いろいろな苦労があることも認識を新たにしました。
8月末から9月中旬の暑い中で県内外からボランティアに駆けつけていただいたみなさまには心から感謝申し上げます。


県内の他市よりボランティアセンターの立ち上げが1日遅れたことやボランティアの受け入れが8月31日の土曜ではなく9月1日からとなったことについて「遅れをとったのではないか」との意見もあったそうですが、実際に被災状況を把握し、支援のニーズを把握しないうちにボランティアを受け入れても適切な対応はできないわけで、東日本や熊本地震の時にも「現地が落ち着くまではボランティア受け入れはまだできない」ということはありました。ですから、佐賀市の対応自体は間違っていなかったと思います。


ただ、8月30日にセンターを立ち上げたのであれば、それを早く知らせ、支援の要望を受け付けることを市民に広く知らせれば、ニーズ把握の迅速化や掘り起こしにも繋がったのではないかと思います。


また、各自治会で被災状況を把握してもらうことについても、単なる被害の数字ではなく、「早急につかんで救援できるように速やかに報告をしてほしい」という意義を徹底すべきだったのではないか、と思います。地域によっては被災の濃淡はあるので対応に温度差が生まれがちなのはしかたありませんが、行政が「全体が出揃ってから」という構えでは、どの地域に被害が集中しているかがわからないし、やみくもにニーズのほりおこしに、となっても限られた人員では限度があります。


さらに、消防団との関係では、もともと地域に密着して活動されている消防団の力をもっと借りてもいいのでは、ということです。つまり、自治会だけだと自治会に加入していないアパートやマンション、事業所などは視野から外れがちになりますが、消防団なら「現在地救助の原則」により、自治会加入の有無や一般住宅か事業者かの区別なく対応することもできます。配慮を要する家庭の状況もある程度日頃からつかまれているわけですから、それらの情報と自治会の調査を合わせて集約してもらうことができれば、情報共有もしやすくなると思います。


なお、今回のボランティアセンターから佐賀県では当日ボランティア保険に登録する方には一律350円頂くようにしたそうです。それで、子どもづれで参加した方や高校生のグループでの参加の場合などで若干クレームもあったとのこと。


しかし、本来ボランティアに参加する場合は事前にボランティア保険に加入しておくのが原則です。これまでは被災地の負担になってはいけない、という意味でも事前登録を呼びかけていましたが、ボランティアセンターの受け入れ側から見ても、「加入」「未加入」の班分けをして、未加入者の手続きをしていると早くから出てきて待っている加入済みの方にも迷惑がかかるし、全体の作業班編成も遅れ、作業着手も遅れてしまいます。
何より、事前にボランティア保険に加入していれば、センターに向かっている途中に事故にあっても補償の対象になりますから、「ボランティアをしたい人は年度始めに保険加入を!」というキャンペーンをしたらいいと思います。


また、熊本地震の時にはメートプラザでボランティア活動希望者への大きい規模のオリエンテーリングがあり、そこで心構えなどをきちんと聴くことができたのもいい経験だったので、時々でもそういう研修会があってもいいのではないかと思います。


佐賀豪雨のあと、台風15号、17号、そして現在も被災状況の深刻さが刻々と明らかになっている台風19号など、全国各地で甚大な被害が起きる災害が続いています。
もう災害が起きないでほしいけれど、毎年こういう事になるかもしれない、という心構えを持って、それぞれの持ち場で頑張っていこうと誓い合いました。


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#佐賀県防災士会
#災害は忘れるまもなくやって来る
#ボランティア保険には事前加入を




【みないろ会「ひいくんのあるく町」出前上映会の告知でラジオ出演@NBCラジオ佐賀】

8月末のドキュメンタリー「ひいくんのあるく町」のバリアフリー上映会の告知に続いて、その時の様子と10月27日に佐賀県立盲学校で行う出前上映会について、またまたNBCラジオ佐賀のよしのがり牟田さんと元タカラジェンヌ・穂高ゆうさんがパーソナリティを務める番組「ただいま、ラジオ」に出演しました。
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今回は、みないろ会メンバーでもある県立盲学校PTA会長の世戸亜希さんと私・山下明子で担当させていただきました。


番組の冒頭に、常連リスナーでみないろ会メンバーでもある「愛ちゃん」から番組へ送られてきた点字メッセージを牟田さんがご紹介下さいました。
愛ちゃんはいつも番組へのメッセージを寄せて下さるそうですが、みないろ会のメンバーの出演の時は、特に愛に溢れているように思えます。


「私も通う盲学校で行う「ひいくんのあるく町」の上映会のことを話して下さるそうで楽しみ」「みないろ会では音声ガイドを作るときに花組、月組、宙組と班分けしましたが、今度作品を作る時はどんな組になるのでしょう、ゆうさん、どんな組がいいですか」など見事なフォローをしてくれて、世戸さんも私も勇気百倍でした。


ちなみに、本来なら世戸さんと一緒に、保護者でもありみないろ会の制作班でもある愛ちゃんのお母さん(小嶋さん)が出演してもらうのがいいと会でも話していたのですが、あいにくお仕事が重なっていたため、前回のつながりもあって私が代わりを務めたような次第です。


よしのがり牟田さんはいつものように引き出し上手で、「世戸さんは初めまして、ですね。山下さんはお馴染みさん」と言われたので「まだ2回目ですよね」と返すと「2回目でお馴染みさん、3回目からは常連さんです(笑)」とのこと。


で、最初は8月の上映会の様子や参加者の反応について聞かれたので、それは私が答え、今回盲学校での出前上映会に至った経緯を世戸さんから語っていただきました。


私は、前回の番組での告知の甲斐あってかその時点で50数名と言っていた参加者が81名と会場いっぱいになり、ひいくんと監督がおいでになったことで、温かい雰囲気になったこと、上映会の冒頭にに音声ガイドのタイミングが合わず苦労したこと、それでもエンジニア担当の奮闘で無事に音と画面があい、アンケートでも「初めてバリアフリー映画をみた」「目をつぶっても町の雰囲気が伝わった」などの好評を得たことを紹介しました。


また、出前上映会についての苦労としては、今回に限らず著作権の関係で配給会社とのやりとりで色々なハードルがあること、本来は映画の製作段階からバリアフリー字幕や音声ガイドを組み込んでほしいということを述べると、「まさにここからがスタートですね」と牟田さん。私も「私たちの活動を通じて配給会社や映画の作り手の方たちに気づいてもらえるといいと思う」と述べました。


世戸さんは盲学校の保護者としてのあふれる思いを語られ、視覚障がいのお子さんを育てながら「子どもが楽しそうに食べ、過ごしている姿をみていると『幸せはつくるものではなく感じるもの』だと思うようになった」「視覚障がいの体験をしてもらって、『ああ、自分は障がいがなくてよかった』と思っても『あっちの世界』ということになってしまうけれど、◯◯があれば△△ができるよね、と一緒に考えてくれる人が増えたら世の中が変わっていくと思う」と。

また、「みないろ会は世戸さんにとってどういう存在ですか?」との牟田さんの問いに「みないろ会は私にとって勇気を与えてくれる存在」「対等でいられる心地よい場」とおっしゃっていただき、普段なかなかゆっくり聴くことのなかった世戸さんの思いが聞けて、横でうるうるしていました。


10分ほどの予定を今回も多分オーバーしてしまいましたが、よしのがり牟田さんと穂高ゆうさんの温かい雰囲気に乗っかって、初体験の世戸さんもリラックスされ、私も例によって時々合いの手を入れながら、楽しくおしゃべりさせていただきました。


この番組をお聞きいただいた方が、10月27日の盲学校での「ひいくんのあるく町」の上映会に1人でも多くお越し下さいますように。
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