第67回 佐賀市立成章中学卒業式

 今日は午前中に佐賀市内の中学校の卒業式があり、私は母校である地元の成章中学校の卒業式に参列しました。
 今年の159名の卒業生は昨年、新校舎ができて、初めての卒業生でもあり、ちょうど東日本大震災の年に小学校を卒業し、中学校入学した学年ですから、震災復興の道すじと重なるのですね。

 マンモス校ではそうは行きませんが、159名という規模なので、卒業証書は一人ひとりに手渡されました。しかも、手渡す前に福井明雄校長が一人ひとりとがっちり握手を交わしながらの手渡しだったのは、じ~んとしました。

 また、福井校長の式辞の中で、タンポポの花の話が出てきました。福井先生は、なにやら長~いものを示して、「これは校庭の隅にあったタンポポを根っこから深く掘り出したものです」と言われました。
  私は初めて知りましたが、タンポポは1m以上、長いときは数m.も根を張るのだそうです。固い荒れた場所や石畳を突き破って花が咲きますが、それを支えるのが長い根っこだということです。

 そして「みなさんの根っこはいつ育つ?」と語りかけ、「苦しいときや辛いときに一生懸命生きる、その時に人生のうちの根っことなっていく」として相田みつをさんの「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根っこ 根っこはみえないんだな」という詩を引きながら「弱音を吐きたくなったりしたときに見守ってくれる親や家族はまさに『根っこ』ではないか」「タンポポの花を見かけたら、土に埋もれた根っこを思い起こしてほしい」と話されたのが印象に残ります。

 さらに、「最後にみなさんに贈りたい歌があります。8分もある曲なので、大好きな1節だけを贈ります」といわれたので、校長先生が歌われるのかと思ったら(実は今の学校教育課長さんが現場の校長戦だった時、自らギターを弾いて歌われたそうですから)CDがスピーカーから流れてきました。
 それは、さだまさしさんの「風に立つライオン」でした。「診療所を訪れる患者達は心は僕よりも健康かもしれない・・・・僕はやってきてよかった あなたや日本を捨てたわけではない・・・」のあたりのくだりで、私も大好きな1節だったので、思わず涙ぐんでしまいました。

 成章中の卒業式では、最後に全員がひな壇にあがって「旅立ちの日に」を歌うのがならわしで、今年も仲間同士最後に歌い交わす卒業生の姿に「これからの未来が輝かしいものとなりますように」と願わずにいられませんでした。

 それから、これまで卒業式の閉式にあたって、全体に閉式を告げる前に教頭先生が来賓席においでになって一言挨拶をなさるのが長い間慣例となっていたのですが、「全体を待たせて挨拶を受けるのも、式の流れを中断するような気がする」「卒業生を送り出した後に、退場前にならわかるけど・・・」と何回か問題提起をしてきたところでした。
 今年は、それが改善されて、卒業生を送り出すまでが一連の流れとして続いていたので、とてもスムーズに行ったと思います。

  

 

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