高校生平和大使帰国報告会@佐賀市立図書館

 今朝早く、市立図書館の横を通りかかったら、男女2人の高画像校生が「核兵器廃絶の・・・・」と何やら守衛室前で朗読の練習をしている様子だったので、「今日はなにかあるのですか?」と尋ねると、「高校生平和大使の国連訪問の帰国報告会があるんです」とのことで、彼らは司会をやるのだということでした。

 それで、今日は朝から宣伝行動に集中する予定ではありましたが、ちょっと報告集会に顔を出すことにしました。

 ということで、佐賀市立図書館多目的ホールいっぱいの参加者の下、高校生平和大使・一万人署名活動帰国報告会が開かれました。
 私は少し遅れて行ったのですが、第16代高校生平和大使として今年、佐賀県から国連を訪問した古川慧月(えるな)さんの報告には間に合いました。

 高校生平和大使は1998年に2人の高校生が国連軍縮本部を訪問して以来16年目となるそうで、今年は過去最大の20名が参加し、これまでの108人が国連を訪問したことになるそうです。
 今年の平和大使の特徴は3つあるとのことで、第1は、この1年間で集めた核兵器廃絶の高校生署名は19万5704筆と過去最大で、これまでの署名総数は1,041,679筆と、ついに100万筆を超えたそうです。第2は、北海道からの初参加を得て、日本各地に活動が広がったということ、第3は、日本の外務大臣から「ユース非核特使」に委嘱された第1号となったことだそうです。
 佐賀県からは昨年に続いて2人目の平和大使となった古川さんは、昨年、高校生1万人署名の運動に出会い、長崎の高校生との交流が始まったそうですが、隣県にいながら、戦争のことをあまり考えたことがなかったということで、もっといろいろな話を聞きながら、伝えていかなくてはならない、と思ったそうです。

 今回は国連訪問と共に、軍縮会議日本政府代画像表部の天野大使を訪問した時の話が印象的でした。それは、NPT再検討会議準備会における80カ国が署名した「核兵器の非人道性に関する共同声明」に日本政府が署名しなかったことについて、天野大使と高校生平和大使との間で議論になったというくだりです。
 天野大使は、国際的にはいろいろ困難がある、と述べたそうですが、高校生は「いろんな困難があるかもしれないが、私達もがんばるので、次に機会があるときはぜひ署名してほしい」と次々に要請したとのことで、ついに天野大使も「次には署名できるように努力したい」と答えたそうです。

 被爆国日本の政府が「核兵器の非人道性に関わる署名」で賛同したなかったことのゆがみに、多くの方が疑問を持たれたに違いありません。これについて、高校生の率直で曇りのない問いかけと要請に、もう、ごまかしは利かなくなったということでしょう。
 ぜひ、次の機会を楽しみにしたい、と私も思うようになりました。配られた資料には、そのあたりのやり取りが記されており、思わず黄色いマーカーを引いてしまいました。

 昨日は、街宣の時に中学3年生の男子生徒に「憲法を変えたら戦争をする国になりそうだから、安倍さんと闘うのはがんばってほしい」と激励されて感激しましたが、今日は頼もしい高校生平和大使の話を聞き、こういう中高生がいることは日本の未来の希望だと、あらためて嬉しくなりました。

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