嘉瀬公民館の落成式

 午前中は嘉瀬公民館の移転新築落成式が行われ、文教福祉画像委員として参列しました。

 この嘉瀬公民館は、バルーンフェスタが行われる嘉瀬川流域に面していて、旧佐賀市の西の玄関口でもあり、広大な田畑と有明海に面した漁業も行われる町で、人口規模は小さいけれど地域がよくまとまって、学校との連携も緊密に取れている校区で、地域活動や社会教育、生涯学習の拠点としての公民館の役割が発揮されています。

 これまでの公民館が昭和50年頃に建てられて老朽化してきたこともあり、建替え計画の中であらためて小学校の真向かいに土地を購入して新築されました。


 
 木造平屋で、入館すると木の香りが身体一杯に感じられる気持のいい建物です。事務室はローカウンターで、気軽に来館者とスタッフがやり取りできます。
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 授乳室もあり、子育て世代には嬉しい配慮です。
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 また、防災倉庫の一部が室内にあり、毛布や食料品など、避難所としての公民館の活動がしやすいようになっているのも新しい視点です。通常はプレハブの防災倉庫が別棟にあるため、嵐や天災で避難しているときに外に出ないと備蓄品が使えないようでは困りますから、今後はこの視点が必要だと思いました。
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 図書スペースはオープンになっていて、子どもが遊ぶスペースもあります。これは、集中した会議がしたい場合には賛否が分かれるところかもしれません。

 外には、広いベランダがあります。廊下にも屋外の光を取り込むようになっていました。
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 もうひとつの特徴は、公民館と併設されて、藍染工房があるということです。嘉瀬公民館では藍染の藍を種から育て、栽培した藍で藍染めをするという活動が行われてきましたので、それもできるように、と広い敷地に工房と藍の畑をつくってありました。
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 公民館建設に関する委員会審議の中で、こうした付帯施設を作るときの問題点として、
(1)広い田園をつぶして公民館を作るということは、水田のダム機能を弱めることになり、浸水対策を講じる必要がある
(2)藍の畑を作れば、その維持管理に費用がかかる。とくに畑への散水などをどうするか、検討する必要がある。

 以上の点から、雨水貯留施設をつくるべきだ、ということを委員会の意見として挙げていました。
 教育委員会としては、公民館の付帯施設として貯留施設をつける予算的余裕はない、という姿勢でしたが、幸い藍染め工房は環境課の所管だったので、環境学習の施設として藍染め工房を位置づけるならなおさら、太陽光発電や雨水利用の観点は必要だ、と念押ししておりました。

 その結果、立派な雨水貯留タンクが設置されており、雨どいからつたった水がタンクに溜まり、地下を通って工房の壁付近についた水道に接続され、そこから隣接する畑に散水できる、というものです。
 当時、環境関係で担当しておられた課長が案内してくださいました。これがモデルになって、必要な公共施設には雨水貯留施設をつくる、ということを基本にできるといいと思います。
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 さて、城野真澄公民館長の進行で進められた落成式は、来賓の挨拶や公民館建設検討委員会の鈴木委員長のご挨拶、公民館と地域活動を紹介するDVDの公開を経て、祝踊、嘉瀬小学校の子どもたち170人の元気な群読と校歌の合唱で飾られ、温かいものでした。
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 閉式の後は、茶道クラブの子どもたちによるお茶の振る舞いもありました。
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 これから、ここを拠点に、ますます活発な活動が発展しますように、期待しています。
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