市内水路の流量調査

 午後から、用排水対策特別委員会の有志で、嘉画像瀬川ダム建設後の石井樋からの試験通水の状況を見るため、市の担当課の説明を受けながら現地視察をしました。

 佐賀市では特に街なかを中心に、市内小河川を流れる水の量が少なすぎることが問題になっていて、夏場のヘドロと悪臭や火事の際の防火用水などの面からも、「もっと水を流してほしい」という意見が機会あるごとに出されています。

 用排水対策特別委員会では、これまでの前半の2年間で、主に排水対策・浸水対策に重点を置いて調査・提言に取り組んできましたが、後半の2年はもう少し用水(維持環境用水)に力を入れよう、ということで「佐賀城下に水の流れを取り戻したい」という市民活動グループの方と現地視察をしたり、「佐賀市水対策市民会議」の川上会長を招いての勉強会をしたり、ということを進めてきました。

 佐賀市の場合は特に、夏場、水田への用水画像が必要なので農業用水のいらない冬場だけでも何とかならないか、など農家との協議がどうしても必要になります。
 これまでは「農業用水の関係があるから・・・」と引っ込み思案になっていましたが、昨年、嘉瀬川ダムが完成して、一定の水量が確保できるのであれば、維持環境用水として活用したい、という試みがなされるようになって来ました。

 今回、嘉瀬川から石井樋~多布施川と佐賀市内を流れる河川を樋門ごとに見て回る調査となりました。2月8日から石井樋の分流での流量を一定にして、雨が降ってもあえて一定の流量で流すようにすると、下流域でどのくらいの水量になるかを、地域ごとに観察しよう、という自治会ぐるみのとりくみが行われています。
 議会としても、特別委員会全体では日程調整ができないものの、全委員が観察ポイントを見るように、としていました。

 とはいっても、小さな樋門など、見落としがちだし、担当課に解説していただいた方がいいだろうということで、今日のこの日を設定しました。
 はたして、集まったのはわずか4人。委員長が直前にお身内のご不幸ごとが入って来られなくなったこともあったのですが、担当課からも4人来ていただき、事務局から2名同行してもらっての観察行動でした。

 見て回ったのは、全21ヶ所の樋門のうち、植木井樋~城井樋~御茶画像屋井樋~孝蔵井樋~木下井樋~大覚寺井樋~善左衛門井樋~小林井樋~中の小路井樋~辻の堂井樋~ポンポン井樋の11ヶ所の井樋とお堀の水位2ヵ所、計13ヶ所です。

 石井樋から分かれたばかりの上流ではとうとうと水路に水が流れていますが、天祐寺川で農業用水とに分かれると、ぐっと水量が落ちて来るのがわかります。
 それでも、嘉瀬川ダムの竣工前の一昨年に比べると、ずいぶん水量は安定的に流れているようでした。観測点では水量と流速を測るようになっていて、やはり水量はあがっていたようです。
 今回は、冬場のもっとも水が少ない条件で、どういう水の状態かを調べたもので、春先と夏場、というぐあいに季節を通して観測する必要があると思いました。

 調査中に、何事かと近寄って来る人や「樋門のところにゴミが溜まって大変なので、何とかしてほしい」と要望を寄せてくる方もあり、それだけでも現地調査をしていった甲斐があったというものです。

 それにしても、排水対策と違って水の流れに沿って樋門を細かく見ていったのは、実は議会としては珍しいことで、今後さらに踏査する必要も痛感しています。

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック