【ドキュメント映画「願いと揺らぎ」の鑑賞と我妻監督アフタートーク@シエマ】

昨日からシアターシエマで上映がスタートしたドキュメント画像映画「願いと揺らぎ」(我妻和樹監督)は、宮城県南三陸町波伝谷地区の3・11後を追った作品です。


実はこの前に我妻監督が学生時代から波伝谷地区に6年間密着して撮った「波伝谷に生きる人々」という作品があり、宮城県人会さがとしてシアターシエマで上映会をしたのが始まりでした。


その作品ではラストに3・11の東日本大震災が起きたところで終わります。我妻監督は毎年3月の第2日曜日に行われる波伝谷の「お獅子さま」=獅子舞を記録するために現地入りしていて被災したのです。我妻監督自身も宮城県白石市のご出身です。


今回の映画はその震災後の波伝谷の人々の葛藤と希望を、自らも被災者の1人である我妻監督の思いを重ねながら撮られた作品です。


我妻監督は震災後すぐに津波で家を流された青年の姿を映しますが、その後はご自身が心の整理がつかないままだったそうで、「お獅子さまを復活させたいから取材に来て」と声をかけられてようやく2年目からカメラを持ちます。


しかし「お獅子さまの復活」と一言で言っても、どう進めたいのかという方向性や思いはそれぞれであり、取り組む中での深い葛藤とすれ違う感情などが伝わって来ます。


これは被災地の物語、というのに限らず、いま全国で起きている地域コミュニティをどう存続あるいは再構築するかという悩みに通じる物語でもあると思いながら共感を持って受け止めました。


また「いつまでも被災者と言われたくない」という言葉も出て来ますが、自ら立ち上がって地域を再建しようという動きを知ることで「弱き人々」という図式に当てはめてしまうのでなく、いまそこで生きて暮らしている人々の思いをしっかり見つめ、尊重することの大事さも感じました。


大事なことは、東日本大震災から7年半経つ中で、忘れないようにすることだと思います。その後も熊本地震や朝倉の水害、大阪の地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震など全国で「 被災地」がふえています。その地域ごとに同じような思いを持つ人々がいることを意識しながら、私たちにも降りかかるかもしれない「自分ごと」として考えなくては…と思いながら鑑賞しました。


ちなみに映画のエンドロールのクレジットに「宮城県人会さが」の名を見つけて嬉しくなりました。


午前の部の映画上映のあと、我妻和樹監督、佐藤裕美プロデューサーらによるアフタートークがあり、宮城県人会さがの富田万里代表の司会で進められました。


ちなみに宮城県人会さがのメンバーは、今日の上映とアフタートークにあたって宮城の物産の販売などのスタッフとしてかかわらせていただきました。


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