新工業団地問題で全員協議会

 今日の午前中は議会の全員協議会が開かれ、佐賀市が開発しようとしている新工業団地の候補地についての報告がなされました。

 最大の問題は、この経済情勢の中で「09年後半には景気の回復がみこめる、という「見込み」はあまりにも楽観的過ぎではないか、ということです。
 7~9月に企業800社あまりにアンケートをとって300社余りからの回答を得たことを根拠に「5年後には持ち直す」という予想を出しているようですが、10月以降の急速な景況悪化をふまえたら、そんなことが言えるのか、という慎重論が議会の中で広がっているのは当然のことです。

 しかも、自動車産業に特化した分析をしている点も、事態を冷静にみているとは思えないのです。福岡県の添田町の自動車工場では高級車の減産により、非正規雇用の社員を750名減らす計画だともきいています。
 佐賀市に展開している小糸九州も、トヨタのレクサスなど高級車主体の自動車照明ですし、はたしてどんな影響を受けているのか、と心配な点もあります。

 おりしも、夜のニュースで平成2年をピークに車の販売が減り、23万台に落ち込んでいるとのこと。軽自動車はまだ売れているようですが、車全体に対する需要が減っていく中では先行きが厳しい、と報じていました。

 今日は報告を受けたところであり、今後、文化財の調査などを経て対応がはっきりしていくものと思われます。
 企業の誘致合戦をするのではなく、実際に安心して働ける環境づくりなど、雇用政策も主体的・積極的に展開することなしに、厳しい事態は打開できないのではないか、と思います。

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