【バリアフリー映画の基礎をあらためて学ぶオンライン研修会@「みないろ会」】

 夜は、「みないろ会」でバリアフリー映画に関するオンライン研修会が行われました。
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 みないろ会として取り組んできた「ひいくんのあるく町」(音声ガイド)「今日も嫌がらせ弁当」(音声ガイド&字幕)に続く3作目の制作を前に、初心に帰る意味もあってのことです


 講師は、東京北区田端の「シネマ・チュプキ・タバタ」を拠点にバリアフリー映画づくりを展開されているシティライツの平塚千穂子さん。

 視覚障がいのある方でも映画を楽しめるように、と音声ガイドづくりに取り組まれた草分けの存在の方です。
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 シネマ・チュプキ・タバタは小さな映画館ですが、座席そのものに音声ガイドを聴ける装置を組み込まれているとのことで、わが「みないろ会」代表の森きみ子さんは、音声ガイドのついた映画がまだ普及していなかった頃、観たい作品のためにわざわざ上京してシネマ・チュプキに出かけていたそうです。


 そういうつながりもあって、森さんを通して平塚さんにオンライン講師を引き受けていただき、音声ガイドや字幕の制作の基本的な考え方について、あらためて学ぶ機会を持つことになりました。


 音声ガイドも字幕も、視覚や聴覚に障害をもつ方のためのものなので、台本作成や録音などにあたっては必ず当事者の方の意見を聞きながら行うのは当然ですが、だからといって「ひたすら解説すればいい」というものではなく、映画の作品性を尊重したものでなくてはならない、と強調されました。


 その上で、当事者を置き去りにしない表現方法を磨くことが大事で、映画を作品として読み解く力量が求められるとのこと。


 また、台本づくりと音声ガイドの収録、編集などの一貫性も大切にすべき、とのこと。みないろ会では全員参加のために、作品を細分化して担当を決めたりしてきましたが、見る側にとっては、落ち着いて鑑賞できるようにすることが大前提なわけです。
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 事前に、昨年制作した「今日も嫌がらせ弁当」の音声ガイドと台本を平塚さんにチェックして頂いた上での研修だったので、具体的なアドバイスもいろいろ頂戴しました。


 たとえば「美しい夕焼け」などの表現について、「美しい」=どんな様子なのか、具体的かつ客観的に伝わる工夫をすること、なるべく作品の時間軸に沿って表現すること(先読みした表現でなく)など、今後に活かすべき注意点が見えてきました。


 後半は字幕制作についての話でしたが、編集機材やソフトの話が多く、こちらはワタシにはついていけない部分が多く、頭がショートしそうでした。


 秋以降、新作のバリアフリー映画制作に取り掛かる上で、貴重な学びの機会となりました。

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【女性の貧困問題を考える講演会&佐賀県男女共同参画団体交流会@佐賀市のネットワーク「結い」】

 今日は佐賀県男女共同参画団体交流会の一環で、当番の佐賀市男女共同参画ネットワーク「結い」と佐賀市の担当課とで「女性の貧困」をテーマにした講演会と交流会を市立図書館で行いました。
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 コロナ禍で、さまざまな講演会やイベントが中止になったりオンラインになったりする中で、果たして人を集める取り組みができるだろうかと5月から何度も運営委員会を重ねながら準備して臨んだものです。「結い」のメンバー8名と佐賀市の担当課の3名の職員さんとでスタッフを務めました。
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 まん延防止重点地域に指定されている唐津市と水害のことなどもある白石町からは参加の見送りがありましたが、ネットワーク組織のある多久市、小城市、神埼市、武雄市、嬉野市からの参加と一般参加を含め、42名の方にお越しいただきました。

 ネットワーク「結い」の草場会長の開会あいさつに続いて、来賓の方々(佐賀県男女共同参画課 小林久美さん、アバンセ事業統括部長 西川宗邦さん、佐賀市市民生活部長 片渕明子さん)からも県や佐賀市の取り組みの紹介も兼ねたあいさつがなされました。
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 第1部の講演会は、佐賀県地方自治問題研究所の石田美恵子さんによる「コロナ禍で見えた『女性の貧困』」というテーマで、資料もお話もとてもわかりやすいものでした。

 雇用の悪化やエッセンシャルワーカーの苦境、テレワーク推進の陰に潜むもの、ステイホームとDV・虐待の増加、女性の自殺者の増加、シングルマザーの困難、生理の貧困、女性が安心して生きていける社会にするために私たちにできること、という流れで、ストンと胸に落ちる話は、第2部のグループ討論の中でも好評でした。
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 第2部はグループ討論で、私が進行役を務めました。
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 ①自己紹介、②石田さんの講演を受けての感想、③コロナ禍の前後で変わったこと(職場、家庭、地域、子育て、経済的な問題など)、④女性の貧困の課題に対し、どんな支援が必要なのか、私たちにできること、⑤グループ発表、という流れで討論を進めました。

 全体を6つのグループに分けて、地域の参加者の方を可能な限りバラバラに分ける工夫をしまして、3角形のテーブルに6人ずつ、というのを基本にしたことで、1時間半の枠内で、ほぼ全員のみなさんにご発言いただけるようにする、というのが私のミッションだったのですが、みなさまのご協力のおかげで、それぞれ充実したお話し合いができたのではないかと思います。

 グループ発表の中で共通していたのは、「貧困と言っても目に見えにくい」「困った、と声をあげられる地域や社会にしたい」「どこに相談したらいいのかわからない人々に、相談先をつないでいける仕組みづくり」と言ったもので、大雨災害の被災地・武雄からは、「令和元年の佐賀豪雨の時には被災者向けの炊き出しや聞き取り相談も積極的にできたのに、コロナ禍でそれがなかなかできずにいる」という実情も出されていました。

 佐賀市が作成した「女性の貧困問題での相談先案内カード」も注目を集めていました。

 また、女性ならではの悩みや困りごとを汲み取って政治に生かしていくためにも、女性議員や女性の首長を増やすことの必要性も語られました。

 いろんな苦労も乗り越えて「やっぱり集まってよかった」という感想が寄せられました。
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※集合写真はシャッター時のみ一時的にマスクを外しています。

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