【一般質問5日目@佐賀市議会】

 昨日、一昨日と最高気温が35度にまでなった佐賀市ですが、今日は朝から小雨模様で少し落ち着いた感じです。

 佐賀市議会の一般質問は5日目で、今日も4名が登壇されました。

 今日は有明海沿岸の堤防強化、総合的学習における農業体験、学校プール授業の民間委託、放課後等デイサービス、佐賀の七賢人・島義勇を生かした北海道との交流、建築物への木材活用と建築技術者の後継者育成、市職員の人事、林業振興、コロナ後の観光振興についてのやりとりがなされました。
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 有明海沿岸堤防は、佐賀市内では国交省管轄の分が約10キロ、農水省管轄の分が約18キロの総延長だそうですが、堤防の法面工法が国交省分ではコンクリート張りなのに対し、農水省分はアスファルト張りが標準工法だそうで、経年劣化によるひび割れやセイタカアワダチソウの繁茂などにより傷みがあることについて、近隣住民の方達にとっては不安もあるとのこと。

 堤防強化の工事も完成年度は令和9年度以降と先のことになっているとのことで、近年の台風や豪雨災害がひどくなっていることと併せて、早期の工事進捗と工法の変更がきかないのか、といった声が届けられていました。

 学校のプール授業の民間委託は、これまでにも質問で取り上げられていましたが、私は、都市部でプールの敷地確保ができないなどの場合は仕方ないとしても、佐賀のような地方都市で民間委託はすべきでない、と考えてきました。

 ただ、最近は水泳指導のできる教職員の確保が困難になっていることや老朽化によるプール施設の更新と維持管理コストのことなどを考え合わせると、なかなか複雑だな、と思いながら聞きました。

 また、女性体育教師の健康上の問題や母性保護の観点からも、その代替教員が見つからないと水泳授業ができなくなってしまう、ということにもなりますし、専門的な技術と知識を持った指導者が環境の整った場所で教える、という点ではスポーツクラブでの指導というのもあり得るのかもしれません。

 とはいえ、どの学校でも充実した水泳授業が受けられるようにする条件整備ということを考えたときに、プール施設への送迎についての地理的条件と授業時間の確保の課題もあるでしょうし、水泳指導のできる教職員の育成という点が後景に追いやられる心配もあります。それが結果的に学校現場での教育力の低下につながるのではないか、など、懸念材料はやはりあります。皆さんはどうお考えになりますか?

 市職員の人事については、適材適所という考え方と採用時にどんな人材を求めるのか、という問題、柔軟性という観点から社会的経験を持った多様な人材の登用、管理職で世代的に若返りを図る必要性、部署によるジェンダーの偏りをなくしていく問題が提起され、興味深く聞きました。

 林業振興については、コロナ禍で「ウッドショック」と言われる輸入木材の価格の高騰により、国内でも木材の価格が2倍以上に上がっていることが述べられ、林業で食べていける振興策が問われていました。

 木材価格は例えば1m3あたり1万円としたら、経費が6000円かかり、手取りは4000円程度だそうですが、これが2万円になれば手取りは14000円と3倍以上になるので、林業従事者の意欲は増すことが期待されるところですが、これまで林業従事者が不足していたこともあり、増産体制が組めないという課題が立ちはだかっているとのこと。質問では、農業者の育成のためのトレーニングファームのような取り組みを林業振興でもできないか、と提起されていました。

 今でも林業体験研修が行われ、これまでに約80名の受講生のうち9名が林業に従事しているとの答弁でしたが、林業体験の研修は短期間のものなので、毎日林業に携わるためのトレーニングファーム的なものを、とのことだったようです。これについては森林組合などの林業事業所に一定期間研修で入り、経験を積むという取り組みをしている自治体もあるので、そういうところを研究したいとのことでした。
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