【子ども医療費助成を中学生まで拡大、国保税の引き下げなど条例、予算を可決@佐賀市議会文教福祉委員会】

 3月1日から始まった3月定例市議会では、3月5日までに議案・条例案を審査し、8日の文教福祉委員会で子ども医療費助成を中学生まで拡大する条例、国保税引き下げの条例やこれに関連する予算などを可決しました。
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 私・市民共同の山下明子は、これまで「1億1千万円の新たな負担」を理由に消極的だった子ども医療費助成を中学生まで拡大することについて、市民からの要望を背景にしコロナ禍での経済的負担軽減のためとして実施に踏み切ったことや、国保税の均等割部分(一人当たりにかかる保険税)を初めて引き下げに転じたこと、放課後児童クラブの拡充へ努力していることなどを踏まえ、これらの条例および関係予算に賛成しました。

 なお、後期高齢者医療保険特別会計については、年齢を区切って医療保険に差別を持ち込むことで、例えば国保税の引き下げ条例でも医療分が下がっても介護分と後期高齢者医療分が引き上げとなるため、40歳以上の世帯では逆に引き上げになるといった矛盾が生まれるなど、制度そのものの問題があるとして、従来通り反対しました。

 実は、一般会計や国民健康保険特別会計の当初予算に賛成したのは、これが初めてです。

 これまでは、特定の同和団体に対する補助金を出し続けていること、18億円あまりにもなる地域福祉基金の利子運用のみで地域福祉の施策に活用するのでなく、基金本体を活用して子ども医療費助成拡大や放課後児童クラブの拡充など市民要求の実現に踏み出すべきだということ、国保会計についても高すぎる国保税の引き下げや負担軽減を求めて反対してきました。

 今回は、地域福祉基金の本体を取り崩すこともなく、「1億1千万円の新たな負担増」を理由にあれほど抵抗していた子ども医療費助成に踏み出したこと、総務委員会所管の予算で同和団体への補助金は相変わらず計上されていますが、金額にして613万円であり、1000億円規模の予算全体のバランスからみて大きく反市民的な問題があるといえないと判断しました。また、国保税についてもこれまでは所得割率を引き下げたことがあっても同時に一人当たりの均等割や世帯ごとの平等割を大幅に引き上げたりしていたのが、今回初めて均等割や平等割を引き下げたことを評価し、賛成しました。

 後期高齢者医療の特別会計については、制度そのものに反対してきた流れがあるので、その筋を通しました。

 ずっと同じ対応をしてきたので、他の会派や議会事務局も「当然反対だろう」と思われていたようですが、毎回、理由を述べる上でもその年ごとの特徴を考えてきました。今回は、是々非々で対応するということで、周りの方にも相談しながら全体のバランスを考えて判断したのですが、いつもと違う態度表明をするときにはこんなに苦労することもあるのだ、と思いました。

 というわけで、賛成や反対の要素は文教福祉委員長の口頭報告に極力反映してもらうことにし、初めて討論なしの採決に臨むことになりました。

 最終的に11日の本会議での採決に関しては、明日の議会運営委員会で協議されます。

 文教福祉委員会では、このあと、この間進めてきたコミュニケーション条例の制定をめざす所管事務調査報告書のまとめを確認しました。
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#議案への賛否は是々非々で
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