【リモートで佐賀県母親大会 ②】

 佐賀県母親大会の初のリモート開催は、午後に分科会を4つ開き、さらにまとめの報告会も行って4時ごろに無事終了しました。

 午後の分科会では、前半にくらしや働き方のコースと後半で食と環境・健康のコースに参加。

 前半のくらし・働き方の分科会では、コロナ禍での中小・小規模事業者の実情や労働相談で寄せられる実態、学校現場や保育の現場での実態などが報告され、私も9月議会の一般質問で取り上げた税の差し押さえ問題を紹介しながら、国や自治体のコロナ対応の支援制度が必要な人にきちんと行き届くように声をあげていく必要がある、と発言しました。

 印象的だったのは、学童保育指導員の方が「今の学童保育は児童福祉法の『施設』と位置付けられておらず『事業』となっているため、国家資格がなくても指導員になれる。だから退職後の年配の者でも指導員になれるが、裏を返せば若い人が指導員で食べていけるような賃金が保障されていないのが問題だと思う。しかし、きちんと国家資格に位置付けられるようになれば、もっと指導員のステータスも上がり、働き盛りの世代が生活できる賃金も保障されて行くのではないか」という提起でした。


 それも確かにあるかもしれません。とはいえ、国家資格を必要とする看護師、介護士、保育士などはやはりどこでも不足しているので、一概に国家資格があるから高待遇とは限らない感じもします。問題は、そういうケア労働に対する社会的な位置づけをもっと高めるということではないかな、と話を聞きながら思ったことでした。
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 後半は「子どもたちの未来のために!家庭から始める循環の話」として予防医学LICフレグランススクール代表の中村弥和さんによる微生物と循環のことを楽しく学びました。
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 細菌とウイルスの違い、地球誕生の時から存在する微生物の役割、海→蒸発して雲→雨→山や平野→生物→川→海…という循環は単に水の循環の話ではなく、微生物の循環でもあるということがストンと分かりやすく頭に入ってきました。

 温暖化やCO2の削減ということが言われますが、要するに、微生物が最も多く存在する海の中で、光合成を促進しCO2を取り込んで酸素を生み出してくれる微生物が少なくなると、その循環が停滞または断たれてしまうことになると言うのを意味するわけですね。

 川に洗剤や農薬を撒き散らすと海が汚れる、と言いますが、その先には魚介類がというだけでなく根源的な微生物が死滅してしまう、ということです。

 なるほど、と思ったのは「まぜるな危険」という洗剤がありますが、それをある家ではA剤しか使わない、ある家ではB剤しか使わない、としても、流れた先では「混ぜた」ことになってしまうわけで、環境に負荷を与えてしまうことに気づかなければいけない、という話です。目の前のことだけでなく、先々でどうなるか、ということ。

 それをさらに手前に引き寄せると、下水処理に至る排泄物がどんなものなのか、化学薬品まみれの加工食品ばかり食べていたら、その人の身体だけでなく先々の海の微生物にまで影響を及ぼす、という壮大な話に繋がることが見えてきました。食と環境の問題がここでピシリ!とつながります。発酵食品の大事さも語られました。

 そして、自分や身の回りにある「菌ちゃん」のことを考えると、あまりにも除菌、除菌と言いすぎるとよろしくない、ということにもなります。

 菌は自分で餌となるものを取り込んでは分解するという働きをするのに対し、ウイルスは、媒介する何かがなければ、ただそこに存在するだけなので、「媒介」を遮断するためのアルコール消毒や手洗いは必要ですが、それをやり過ぎるとかえってカサカサに乾燥して皮膚がひび割れたり傷付いたりして、そこからウイルスが入ってくるということになるので、しっかり潤わせることを忘れずに、という話もなされました。

 
 これらの話は、いまコロナ禍において「新型コロナ撲滅」と称して消毒や殺菌を意識していることについて、「適度に」とクールダウンし、人間が第一ではなく、人間は地球の環境の一部だということを頭において対応する必要性をあらためて思い知るきっかけにもなると思いました。一言で言うと「菌ちゃんに学んで優しくなろうよ」という話です。
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 最後のまとめでは、それぞれの分科会での話し合いや、そこで出されたことを申し合わせとし、必要なことは県や国もあげて行こう、と確認されました。


 のべ参加は150名近くなったと思いますが、いかんせん、リモートという方式に慣れていない方も少なくないと思いますし、会場でのマルシェなどを通じた新たな出会いの楽しみもないし、ということも感じます。


 今回の取り組みが新たな可能性を開いたのは確かなので、今後は、リアルな大会を開くときも、リモート参加ができるようなネット環境を整えて、会場に来られない方向けの対応として応用できるようになるといいな、と思います。


 兎にも角にも、コロナ禍でも頑張って大会を開いてくださった実行委員会のみなさまに感謝を捧げつつ、参加のみなさまもお疲れ様でした。
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#佐賀県母親大会
#初めてのリモート大会
#微生物と循環の話

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