【県内女性議員、新型コロナ対策で研修会@佐賀】

 8月17日、暑い1日となりましたが、佐賀では県内女性議員ネットワークで「熱い学びの夏の1日」を過ごしました。
92FBB0F6-B552-4647-847B-4AB5179A2082.jpeg

 昨年10月に発足した佐賀県内女性議員ネットは現在32名。全体を4つの地域ブロックに分けて、テーマを設けた研修会・交流会を企画することにしています。

 今回は、私たち佐賀市ブロックが企画・準備・運営を担当しました。佐賀市ブロックの強みは、武藤明美さん、一ノ瀬裕子さんという2人の県議を擁していること。そして佐賀市議の3名(白倉和子さん、富永明美さん、山下明子)でタッグを組んでの取り組みで、主にリモート会議で進めてきました。

 7月にテーマを決める上で、やはり新型コロナ問題で学びたい、ということになり、佐賀大学医学部教授・青木洋介先生の話を聞きたい、県の政策と市町の独自対策や議会でのコロナ対策などの交流もしたい、という欲張りなプログラムを組んで敢行しました。
 しかも、会場は県議会の委員会室をお借りすることもでき、県議会事務局の皆さまにも会場設営やスクリーン、マイクの準備などお骨折りいただきました。

 内容が時宜を得たものとなっていただけに、忙しいみなさんでしたが22名の参加で盛りあがりました。
6100EE0C-9ACF-4280-AA13-C5DC0FA1986C.jpeg
20C1842F-230D-4CC3-B24C-BFB6CCC5D577.jpeg
1CBF09AB-8F2E-47C6-9028-57E5D4CD9C50.jpeg
BEFF9606-336B-4DFA-ACF2-C3F357C399FB.jpeg
9D18345D-5155-409F-9E6A-DC7854EC76EE.jpeg
0708AF89-E54E-446F-90FD-83C55E666058.jpeg
4CC0E8F0-A25D-4D92-A744-AF7DFE7044AC.jpeg
919FC098-6391-4036-8D73-5C5DA54BF91E.jpeg

 自己紹介のあと、第1部は「佐賀県におけるコロナ対策の概要説明」(進 龍太朗氏=佐賀県政策部長)として、県で進めてきた感染症対策(プロジェクトM)、教育支援(プロジェクトE)、緊急経済対策、若者支援、文化芸術、スポーツ支援、市民活動支援などの分野ごとの取り組みをわかりやすく説明していただきました。

 ふだん、市町の執行部を通じてしか聞かない県の政策をじかに確認することができ、率直な質疑も行われました。
64BF2649-DD61-41F3-B8C4-2F156A099A69.jpeg
 9EADD2A5-A054-4608-BC05-EAA099CCD73A.jpeg
A7AF1A30-28B3-4CB7-BF40-EA3ECE1E944F.jpeg
DAA5E2E9-368C-44E6-8B62-EB2E6BBCD322.jpeg

 昼食をはさんで第2部は「新型コロナウイルス感染症の概要と今後の対応」(青木洋介氏=佐賀大学医学部教授、医学部附属病院感染制御部長、刻公立大学附属病院感染対策協議会会長)で、ウイルスとは何か、コロナウイルスとは何か、というところから紐解いての話を聞くことができました。
38016F4E-00C6-4EA0-9BD0-BADCF481742E.jpeg
BF3C3CFA-0A20-4AD1-AA90-B8D312EE85E5.jpeg


 ヒトコロナウイルスは紀元前8000年ごろに出現し、人類が山羊や羊、豚などを飼育し定住化するとともにヒトと共生してきたもので、ウイルス自体は感情や悪意を持って存在するのではなく動物を介して移っていく点では、通常の感冒(風邪)と同じ仕組みであること、普通の感冒が病原性が低いのに対し、中等〜重症化しやすいのが人畜共通感染症で、MARSやSARSに続くのが今回の新型コロナウイルスだということ。

 陽性確認者が、佐賀県の場合この日の時点で4500人に1人であり、しかもその8割は軽症か無症状であり、2割の方が中等症から重症化し1%が死に至るということだが、幸い佐賀では亡くなった方はいない、というのが現状だとして、ウイルスは、感染した人の身体や、その人が触れたものにはあるのであって、「外に出たらウイルスがいる」というのは間違いだときっぱり。


 感染者との接触歴や流行地域への滞在などがあれば、考える必要があるけれど、手を洗って、マスクをしていれば、東京の空の下にウイルスが舞っているわけではない。いまメディアの煽りによって、人は恐怖に支配されている。リスクのあるところに自分を晒さない限り、大丈夫ということ。

 このように「正しく恐れる」という意味をわかりやすく語っていただきました。
 さらに、以下にメモを記します。
A2234C04-B751-4C98-83D8-36240B27573C.jpeg
6556DC6C-AB2A-4C6F-AD51-FA1737BECA4E.jpeg
5C9AEA00-C8AF-4B6A-8A8A-A8644DE103E5.jpeg

 ・今回は第2波、というが、完全にウイルスは退散していたのに、またやってきた、という印象だが、実際は「再燃」ということ。ウイルスは戦わない。淡々と増殖するだけ。
・人が動くと感染が広がる
・感染者の動きのうち10%が次の動きに由来する 「パレートの法則」
・感染源を突き止めることが大事。県民全体に呼びかけるのではなく、リスクの高い行動をしている人に的を絞る。

・8人のうちの7人は動かない、となると「ステイホーム」ということ。家から離れる距離が遠いほどリスクが高まる。大気中にウイルスがあるのではなく、どんな行動を取ったかわからない人と接触する機会がある、ということ。

・経済を考えると、簡単に「止めろ」とはいえない部分もある。

・感染対策が一旦収まったと思うと緩んでしまい、また再燃するので、終息(収束ではなく)まで対策の手を緩めないことが必要。
・7月8日に20174人だったのが、8月12日には50210人にもなっている。

・「正しい考え方」とは?
・「間違った考え方」=バイアスを取り払っていくことによって、「正しい」に行きつく
・間違っていることに気づかずに間違っていく。
・佐賀県では5月16日までに47名
・7月20日から1週間ごとのきざみで20名→29名→58名
・若年層が中心だったが、高齢者も出てきた。
・PCRは最初は3ヶ月で1000件位だったが、いまは1300件くらい。
・重症者は少ない。
・軽症の人ばかりが続いたからといって、明日もそうなるとは限らない。 過去の経験に頼るだけではダメ。 

・発話をしないのにマスクする必要はない。映画など、黙って見るだけなら必要ない。狭くてガヤガヤしている時は必要。

・PCR検査の考え方➡︎確率が7割程度なので、例え陰性でも、その時だけたまたまない、というだけ。検査すればいいというものではない。

・標準予防策=マスクをすることで咳エチケットになる。 発熱があって咳や下痢の症状のある場合はマスクを必ず。
・風邪くらいなら病院に来ない方がいい。風邪の薬はない。

・マスクの表面は汚れている。→手を洗う。正しい洗い方で!

・消毒液もワンプッシュたっぷり取って30秒かけてしっかり。ちょっと吹きかけてチャチャっとするのでは効果ない。


・マスクは吊るして空気に晒しておけば、清潔は保てる。使い捨てマスクも捨てないで、5枚か6枚吊るしておけばいい。5日も経てばウイルスは死滅するので、感染症の点から言えば大丈夫。

・お風呂に入って髪を洗い、清潔を保つことが大事


 以上のようなお話を受けて、避難所における感染防止策や布マスクの効用、医師や保健師の確保についてなどの質疑が交わされました。
 青木先生は、たとえPCR検査のキットや機械、人工心肺装置などのモノやコトを増やしても、それを扱える人、検査できる人の養成が進まなければパンクしてしまう、専門家は急ごしらえではできないので、計画している通りには進まないと思うが、一般の医療者も今回を契機に感染症対策について考えることになると思う、と述べておられました。
56D1850B-317F-499A-8280-61665C4771A4.jpeg
8E21C513-2285-4801-A3F5-4C7B3DD548F3.jpeg


 第3部は、参加議員が持ち寄った各市町の新型コロナ対策を交流。子どもの学校給食の無償化(白石町)や市内医療機関・介護事業者・障がい福祉サービス事業者への支援金(多久市)リモートによる議会報告会の挑戦検討(鳥栖市)など、佐賀市でも参考にしたい取り組みもあり、大いに刺激を受けました。
B733B127-A90E-4362-8A39-89EB432D8514.jpeg
1F8772FB-10C6-4692-9C45-771DC646D134.jpeg

 今回、県議会の委員会室をお借りできたことから、今後、各市町の議会棟を会場にお借りすることも互いの交流につながるのではないか、との意見も出されました。
2ACA4F81-24C0-4861-9F23-410A87160F31.jpeg


#佐賀県女性議員ネットワーク
#ブロック担当研修会
#今回は佐賀市
#県議会棟にお邪魔しました
#みっちり勉強
#たっぷり交流

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント