【佐賀中部広域連合議会、議案勉強会と一般質問通告】

 今日は8月4日から始まる佐賀中部広域連合議会の議案勉強会が午前中に行われました。


 今回は介護保険と広域消防に関するそれぞれの令和元年度決算と8月補正予算が主な議案となります。
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 また、一般質問と議案質疑の通告締め切りでもありました。広域連合は抽選ではなく通告順となっていまして、私は16時50分にFaxで送信したので、最後かなぁ、と思っていたのですが、もっと滑り込みセーフの方がいて、最終的に4人が質問に立つようです。私はそのうちの3番目です。


 一般質問は介護保険制度20年を振り返っての広域連合の認識と課題、新型コロナ禍における介護と消防の対応などについて取り上げる予定です。
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 明日からさっそく一般質問のヒアリングが始まります。


 ところで、今日は勉強会が終わって帰ろうとしたら、多久市選出の田淵議員からの差し入れということで、美味しそうなアスパラがたくさん。少しずつ袋に分けていただきました。どうやって食べようかなぁ…。
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#佐賀中部広域連合議会
#8月定例会
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#介護保険制度20年
#新型コロナ禍での介護と消防の対応
#突然ですがアスパラの差し入れ

【ドイツの介護保険制度@「住民と自治」から】

 介護保険制度の20年について振り返る特集記事を読んでいたら、存知よりの森 周子先生(成城大経済学部准教授)の論稿が。

 日本が導入の「お手本」としたかったはずの介護保険制度発祥の地・ドイツにおける介護保険改革についてのレポートです。
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 ドイツでは、すべての年齢の人が介護保険の対象で、障がい者・障がい児も対象となっており、在宅介護の場合には現金給付も存在していて、介護サービス給付との組み合わせが可能となっているので、日本のように「年齢で区切ってサービスや保障が変わる」という不合理はないようです。
 また、家族介護者への手厚い支援や介護人材確保のための取り組みがなされているとのこと。


 家族介護者への支援としては、一定の要件を満たす家族介護者に対して社会保険(労災・年金・失業)を適用する、家族介護者が休暇や病気などで介護ができない時に代わりの者が介護を行うために必要な費用の負担給付、無料の介護講習、定期的に職員が訪問し、家族介護者への助言・支援を行う助言訪問などがあるそうです。


 介護人材の不足はドイツでも大きな課題のようですが、日本のようにケチケチしたものではなく、関係する3省で交わした「介護のための集中行動」という合意をもとにした具体的計画が2019年に公表され、介護職員の賃金引き上げ、人員配置基準の見直し、介護分野の職業訓練生と職業訓練施設の増加に具体的に取り組むなど、抜本的な対策を講じようとしているとのこと。


 1自治体や一保険者でどうこうできることではない問題ですが、要するに政府が国民の命と尊厳を守るために、どう望もうとしているかの違いなのだと感じます。


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#ドイツの介護保険制度
#国の姿勢が明暗を分けている

【「いただきます ここは発酵の楽園」&原ちゃん農園の菌ちゃんトーク@シアターシエマ】

 昨日は午後からシアターシエマで菌活❣️

 まずは楽しみにしていた映画「いただきます ここは発酵の楽園」(監督・オオタヴィン)を鑑賞。

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 これは発酵の持つチカラによって、土や食物や私たちの身体がどれだけ豊かになるのかを、畑保育を実践している保育園の子どもたちやオーガニック農業を営んでいる人々、発酵や常在菌の研究をしている人々を通じて、また可愛らしい発酵の菌ちゃんのイラストを交えながら、驚きと感動と学びを得ることができました。


 常在菌の持つチカラを感じなから、自分たちが育てた野菜を畑から収穫し、給食に出されると残さず美味しそうに食べる子どもたち、田んぼや畑で泥んこになって遊ぶ姿、とれたての人参を洗ってそのままかじりつく女の子などなど、その幸せそうな姿を見るにつけ、この子たちが大きくなったらどんな素敵な大人になるのかなぁ…と頼もしく思えました。


 また、農業改良普及員を辞めて、自力でオーガニック農業に挑戦し、今では全国各地に「菌ちゃんファーム」を広げるべく活躍されている佐世保の「欽ちゃんふぁーむ」主宰の吉田俊道さんが、「有機農業だと虫がつく」と思われるけれど、微生物が活発に育って土が生命力を持つようになれば、食物も強くなり、むしろ虫が来なくなる」と話されていたのは新たな発見でした。
 ある保育園で菌ちゃんファームづくりを子どもたちと取り組む吉田さんの姿は、楽しく優しいおじさんで、観ていて幸せな気持ちになります。


 また「奇跡のリンゴ」で有名な青森の木村秋則さんも登場し、妻のために化学農薬や肥料を一切使わない決心をしてから、リンゴの実がならなくなって10年近くで諦めかけた時に、命を断つつもりで入った山の土に魅せられ、畑の土を変えることに気づき、11年目にリンゴの花が咲き実を結んだとの話。木村さんのリンゴは4ヶ月経っても腐らない、という「微生物の内なる力」も紹介されました。


 化学肥料や農薬を使ううちに、野菜の栄養価がだんだん落ちてきているそうで、対照的にオーガニック農法で育った作物は栄養価も高く抗酸化作用の高いファイトケミカルを多く含むので、それを食物として取り込めば腸内が活性化していくというわけです。


 そんな有機栽培のお米を全ての学校給食に取り入れているのが千葉県いすみ市だそうで、話に聞いた事はありますが、市の農政と学校教育のあり方がどうなっているのか、あらためて調べてみたいと思いました。


 ほかに印象に残ったのは、赤ちゃんは胎内ではほぼ無菌状態ですが、産道を通るときにお母さんの体内で待ち構えていた菌ちゃんたちに包まれ、守られて外の世界に出ていくのだというアニメーションです。


 一人一人の持つ常在菌はこうして決まっていくのです。映画の中にも出てきますが、お味噌を作るときに手で丸めていくとき、樽に詰めて手で押さえていくときに、それぞれの常在菌によって、つまりは各家庭によってお味噌の味は違ってくるという理由がここにあるのだな、ということも実感します。


 そうやって考えると、今、新型コロナ感染対策で「除菌」「殺菌」と言われ続けていることに、ちょっと大丈夫かな、という疑問もわきます。もともと微生物にはいろいろな種類がある中で、人体に害を及ぼすような微生物の割合は700分の1程度なのだそうです。そうなると、除菌の名のもとにバリアとなる菌も殺してしまうことになる、ということも考える必要があります。


 映画を観ながら、いろいろなことを考えさせられたし、コロナ後の新しい社会を作り出そう、というときだからこそ、農業者や消費者はもちろん、行政に携わる方たちにも数多く観ていただきたい映画でした。


 この映画はシアターシエマでは7月30日(木)まで上映されます。
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  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

映画のあとは、原ちゃん農園の原 恵子さんによるトークイベントです。
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 原さんは会社勤めをやめて、女性ひとりでみやき町にある自宅の畑でオーガニック野菜づくりに取り組んでおられます。食育アドバイザーでもあり、吉田俊道さんの「菌ちゃんふぁーむ」で研修を受け「菌ちゃん野菜づくりアドバイザー」として土づくりや堆肥づくりなどのワークショップも展開されています。

 原ちゃんがオーガニック農業に携わるようになったきっかけから、農業のイロハもわからないのにいきなり「無農薬で」とハードルを上げて独学で工夫した日々、吉田俊道さんの「菌ちゃんふぁーむ」との出会い、微生物や常在菌の持つチカラの話、コロナ禍にあってこそ、昔ながらの自然農に取り組む意義からライフスタイルの見直しの勧めなど、1時間があっという間に感じるほどのトークでした。

 印象に残ったのは、吉田俊道さんからの教えとして今実感していることで「これから将来、人口が減り高齢化し、社会的にも経済的にも縮小して行かざるを得ないときに、外からの輸入に頼っていては食べるものも不足していく。目の前にある自然の恵みを生かして、昔ながらのやり方で作物を作ることはこれからの時代に必要なこと」という話です。
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 野菜クズや木の葉、雑草などを発酵させて堆肥にして土を肥やし、そこで作物を作り、その作物を漬けたり干したりしながら食物として食べ、残ったらまた堆肥になっていくという小さな循環は、何も広い畑でだけでなく、マンションのベランダのプランターでだってやれること、というのもオーガニック農法を身近に感じることができました。
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 質疑応答のコーナーで、私も質問しました。それは、「オーガニック農法において、農作業とは具体的にどういうものか」ということです。
 たとえば、減農薬というときは、農薬や肥料を多少は施すという作業や草刈りなどもあるだろうし、と想像がつくのですが、よく「自然農法では草も抜かない、生やしっぱなしにして肥料になるようにする」などと聞くと、じゃあいったい、農作業としては何をするのだろう…と素朴な疑問がわいたからです。

 原ちゃんの答えは、結論からいえば「菌ちゃんが生きていきやすい環境を育てるために必要なことをする」ということでした。まいた種が芽を出してしばらくは、周りの雑草より弱いので、その時は草を抜くけれど、作物がぐんぐん育ち出したら日陰にもなるように雑草をはやしておく、大雨に流されないようにしっかりした畝をつくる、などなど、循環が絶たれないように保つ仕事はたくさんあることが語られました。

 
 聞き手はシアターシエマの支配人・重松恵梨子さん。柔らかくも新鮮なMCで、引き出し上手の重松さんとサバサバした原ちゃんのやり取りで、心地よいひと時となりました。
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 なお、会場には原ちゃん農園の作物と、吉田俊道さんの「菌ちゃんふぁーむ」のスタッフから独立し、東彼杵で菌ちゃん農業に夫婦で取り組んでおられるという原ちゃんの仲間も「菌ちゃん野菜」を持ってきておられました。
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 消費者として何を買うのかは、「投票」のようなものだそうで、スーパーで野菜を買うときに、つい「大きいもの」「量の多いもの」「安いもの」を選びますが、そこで志を持って作られたオーガニック野菜があれば、それを買うことが「オーガニックに1票」ということになるので、「ぜひ、会場の野菜たちに1票を」というMCの重松さんの呼びかけにも応えて、ナスときゅうり、ジャガイモ、黒ニンニクと「菌ちゃんふぁーむ」特製のスーパーふりかけを買い求め「5票!」という感じでした。
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