【「娘は戦場で生まれた」とAARのトークイベント@シアターシエマ】

 7月3日からシアターシエマでの上映が始まったシリア紛争のドキュメンタリー「娘は戦場で生まれた」と、それにあわせて開かれたAAR Japan佐賀事務所長・大室和也さんによるトークイベントが行われるというので、13時過ぎからシアターシエマへ。
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 日曜日ということもあるのかもしれませんが、この手の映画にしては30名を超える観客で意外に多く感じました。

 映画は2011年にアレッポ大学の学生だった女性ジャーナリストが、アサド政権の抑圧政治に抗して学生や市民による平和的なデモンストレーション(いわゆる「アラブの春」)に加わっていた頃からシリア紛争に発展していく闘いの中で出会った医師との結婚、出産も経験しながら、現場から空爆下の市民の様子を撮影したものです。


 2016年の停戦合意で国外に退去するまでの5年間、特に子どもが生まれてから「戦禍の中で生まれた子ども」への想いが、日々、病院さえ爆撃の標的にされ、次々と運ばれてくる負傷者の手当てに奔走する医療スタッフや市民たちの凄絶な姿とが重ね合わさって、目を離す事ができませんでした。


 戦火の中の子どもたちは、泣き叫ぶ子もいますが、爆撃されたバスに色を塗ったり運転手さんごっこをして「学校に行こう」と遊ぶ姿もあります。この母の娘はじっと大人をみつめたり、あやされると声を立てて笑ったり、命がけの逃避行でも父親の抱っこ紐にくるまってあどけない瞳のまま、という場面には、胸が熱くなります。


 東日本大震災と時を同じくした2011年から「停戦合意」までの5年間、さらに現在に至るまで、アサド政権の下で民族的な内戦や外国の代理戦争などにより、どれだけの一般市民が犠牲になってきたのか、国際社会はなぜ止める事ができなかったのか、と考えざるを得ません。


 アフタートークイベントでは、AAR Japan佐賀事務所の大室和也さんとともに、シリア難民の支援をしている東京やトルコ駐在のスタッフの方もリモートで参加され、シリア紛争のこと、難民の置かれた実情などが語られました。
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#娘は戦場で生まれた
#シリア紛争
#AARJAPAN佐賀事務所
#シアターシエマ

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