【中小企業振興条例発祥の地で「墨田区マスクプロジェクト」】

 5月2日のサタデーステーションで、新型コロナ感染対策について、励みになる情報がいくつか取り上げられていました。

 ひとつは、東京都医師会が保健所以外でPCR検査センターを独自に設置して検査体制の拡充をめざしているという取り組み。
 渋谷区でまず立ち上げられたセンターには、地域の開業医の有志の方々が保健所による防護対策の研修を受けた上で、自身の通常の診療とは別にセンターでの検査に協力しているとのこと。
 その医師の中には、内科や呼吸器科などの専門ではなくとも眼科医も「ぜひ協力したい」と研修を受けている姿もありました。

 このことにより、かかりつけ医が検査の必要性を判断したら、地域のPCR検査センターに直接回して検体を取り、民間検査機関で検査できるようになるとのことで、これまでのように保健所に検査を要請しても手が回らなかったりした事例が起きずに済むようになるという話でした。

 地域によっては新型コロナの院内感染を恐れて救急搬送の受け入れを拒否し、20数件断られるという事もあるとのニュースもある一方での、こうした取り組みの事例は、いのちを救う大事な事ですし、各地にも広がるといいと思います。

 もうひとつは、ものづくりの町・東京墨田区の「墨田マスクプロジェクト」です。

 墨田区はものづくりの町、アパレルファッションの町としても有名です。ここで地域のアパレル工場にマスク生産を発注し、区民がこれを買って使うという区内循環のマスクの生産と流通のプロジェクトだそうです。

 
 和紙生産の業者の方がマスクを作るとか、佐賀県内でも靴下工場でマスク生産に取り組むなど、全国的にみて個別の事業者が異業種参入の形でマスク生産に取り組む話は聞きますが、自治体ぐるみでのマスクプロジェクトは初めて聞きました。

 区内のアパレルメーカーが作ったマスクを区や議会で買い取る、あるいは区内の協力店で取り扱うという流れで、中には自治会で買い取って「政府より早くマスクを配布するぞ」と地域全世帯に配布しているところもあるそうです。

 もともと墨田区は1970年代に中小企業振興条例を全国に先駆けて制定し、区内の中小小規模事業を自治体ぐるみで支える歴史が根付いています。
 実は、このマスクプロジェクトは自民党の区議の方が提案して始まったそうですが、要するに地産地消・地域循環の産業振興の発想が党派を超えて深く根を張ってきている事の証ではないかな、と思いながらニュースを拝見しました。

 佐賀県では昨年4月から、佐賀市でもこの4月から中小・小規模企業振興条例が制定されましたが、この墨田区のような先駆的な取り組みにも学びつつ、地元の中小・小規模事業者の方とそこに働く人々が、この新型コロナ禍を乗り切れるような発想と支援をしていければと思います。

https://sumida.goguynet.jp/2020/04/11/mask-project/

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