【佐賀市議会の一般質問中止、文書質問も「行わない」】

 昨日の議会運営委員会で、本日から始まる予定だった一般質問を中止することが決まり、私のもとにはいろいろなご意見が寄せられました。

 「今だからこそ議会で質すことがあるのではないか」「感染者が出ていない地域の議会でそれをする必要があるのか」「時期をずらすだけでもよかったのではないか」などなど。
 「テレビのニュースであなたが食いついているであろう場面をみた。がんばれ」という激励もありました。



 今日の本会議では10時に開会し、先議案件としての補正予算議案について、各常任委員長の口頭報告もないまま、一括簡易採決で全会一致可決されました。


 その後、昨日の議運で確認されたとおり、議事日程の変更が議題に上り、「明日4日から12日まで休会とすることについてご意義ありませんか」との議長の問いに「異議なし」と多くの議員が答えるなか、私は「異議あり!」と叫んでしまいました。


 そして今日の本会議は10時3分に終了しました。

 後から他の議員から「異議あり!じゃなくて動議としてちゃんと採決するように求めたら良かったのに」と言われました。

 よく考えると、昨日の議会運営委員会で、議事日程変更の件を諮ることについての採決方法の確認がなされていませんでした。
 佐賀市議会では、全員一致の場合は「簡易採決」と言って「◯◯についてご異議ありませんか」「異議なし」という形にし、一人でも反対がいれば「起立採決」と言って「◯◯について賛成の議員の起立を求めます」というやり方をとるようにしています。

 今回も、本来ならそういうやり方にすべきだったのですが、昨日の議運では、委員長が正式会派の議運メンバーだけに「一般質問中止で休会ということでいいか」と聞き、オブザーバーの議員の発言の中で私が反対意見を言ったことなどについては、採決の対象となることが見落とされていました。これは今日の議運の中で、私の気づきとして指摘したところ、議会事務局職員の方から「本来、事務局として助言すべきだったのを見落としていた。今後こういうことのないように気をつける」との言葉と委員長からも「適切な対応ができていなかった。お詫びする」との言葉がありました。


 前置きが長くなりました。


 本会議のあとに開かれた議会運営委員会で、昨日の議運での「一般質問取りやめ」に代わる「文書での質問」の取り扱いについて協議が行われました。
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 まず議運委員長から、昨日の議運の議論の内容と文書での質問の実施を求める意見について、正副議長と議運の正副委員長とで市長・副市長と面談した結果の報告がなされました。


 それによると、秀島市長は「一般質問という年に4回しかない貴重なやりとりの場を議会自ら中止と決断してくれた事に感謝する。職員が一丸となって新型コロナウィルス対策に対応せよとのメッセージと受け止めて邁進する。また、コロナウィルス対策についての質問も数名から上がっていたこともあり、議員に対して市民からの声もあると思うので、お互いに共有していけるようにしたい」とのことだったそうです。

 さらに、文書質問の実施について、執行部の率直な意見としては「文書での回答にもそれなりの労力を使うので、できればご配慮いただきたい」ということだったとの報告。


 これを受けて、各委員からの意見が述べられました。今日は自民系会派の中でも「率直に言って会派の中でもいろいろ意見が出た。今の時期に質問したいということもあったという声も」と紹介されつつも、最終的には「文書でも労力をかけるので、職員の負担軽減という当初の趣旨からいって、文書質問もなしにすべき」という意見が体勢を占めました。


 準会派にも意見を求められたので、私は昨日の議運で求めたように「もともと質問通告した時点で聞きたいことは定まっているはずだから、ヒアリングが必要ないようにきちんと議員が文書化すれば、その中で答弁が書けるはず。議場での質問を中止することにも異議があったが、文書質問まで返上すべきではない」と発言。


 これに対し、さが未来の白倉議員からは「文書では伝わらないこともある。本当は議場でのやり取りでこそ聞けることもある。しかし、コロナ対策で職員の負担軽減を図るというもともとの意図から見て、文書質問もすべきではないと思う」との意見。これは昨日も同様のご発言でした。


 さらに共産党の中山議員からは「文書発言はあってもいいかな、と思ったが、今の白倉議員の発言を聞いて、文書質問の中止もやむを得ない。自分としては今日、質問予定だったので質問できないのは残念」との発言。


 結論として、文書での質問を求めたのはまたもや私だけとなり、委員会として文書質問も行わないことになりました。

 とはいえ、日々の市民から寄せられる質問や要望に対して、議員として担当課に働きかけること自体は妨げるものではない、との確認がなされました。



 あとで控室に戻って、もと一緒の会派だった方に「ずいぶん物分かりのいい対応でしたね」とつい「余計なひとこと」をかけてしまったところ、その方から「私は私。あなたと議論することはない」と一蹴されてしまいました。ちょっとビックリがっかりな対応でした。「余計なひとこと」が災いしたかもしれませんが、「あなたと議論することはない」という言葉には菅官房長官が望月記者に投げる言葉と同じ匂いを感じてしまいました…。



 そして、最後に。


 一般質問はなくなりましたが、議案審査に先立つ本会議での議案質疑は13日に予定通り行われます。その通告締め切りは11日の17時です。

 それに関して、昼休み前に、とある課の担当職員の方が「議案質疑、どうせされるでしょう?ヒアリングにきました」と控室においでになりました。
 いや、まだ通告してないし…と言いながらも、大雑把に質疑内容についてのヒアリングをさせて戴きました。ついでに、その職員さんの担当分については「一般質問の答弁文書も98%はできてるんですけどね…、中止なんですってね」とのこと。そもそも3月2日が一般質問対応の庁内会議で、それまでに一定の回答文書が用意されているのがスジなので、「ヒアリングできてないから負担軽減に」というのはあまり理由にならないことだと、やっぱり私としては思います。
こんな私は、少数派? 

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