議会広報広聴委員会の視察研修② 千葉県柏市議会編

議会広報広聴委員会の研修の初日は千葉県柏市議会です。画像

柏市は人口約40万人の中核市で、こちらでは平成28年度に中核市の議長会に出席された議会副議長が、議長会の時に毎年行われる中核市の議会広報誌コンクールをみて「もっと市民に読まれる広報誌にすべく思い切ったリニューアルを」と地元議会に提案されたのがきっかけで、各会派で協議しながら平成29年度から誌面を一新されたそうです。


そのリニューアルした広報誌が平成30年の広報誌コンクールで審査員賞を受賞されたということで、今回はその経緯や具体的にどういう見直しを図ってこられたのかについて詳しくお聞かせ頂きました。


柏市ではもともと広報誌の作画像成については多くを議会事務局で担っておられたようで、リニューアルするとなると事務局では技術的にも限界があるということで、編集を外部に委託することを前提に300万円の予算をつけたそうです。


委託先は(株)会議録センターで、自治体の会議録作成を通じて議会にも精通しておられるということで、すでに柏市の広報誌も編集委託していることもあり、スムーズに進んだそうです。実は、(株)会議録センターには、私たちも明日、研修に行くので今回は柏市議会の取り組みを先に聞けたことも良かったと思います。


柏市では市報も議会報も新聞折込と市の施設や駅等への配置、希望する世帯への郵送などで約14万部発行されているそうです。その中で、市報と議会報の役割の違いを明確にすることを意識されたそうです。


表紙からタイトルを変えて、通り一遍に議会の日程や議案を並べて行くのではなく、市民生活にとって密接な議案をピックアップし、それがどのように審議されてきたか、市民生活にどう影響があるか、などを示すようになっています。


また、右綴じの縦書きから横書きの左と時にすることで、文字数を減らすことなく写真やイラスト、注釈を効果的に掲載できるようになり、市民の目を引くようになったそうです。
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リニューアル後は、議会の仕組みや記事の内容そのものについての問い合わせや意見も寄せられるようになったとのこと。今後はさらに若い世代に読んでもらえるような内容に改善をしていきたいと述べておられました。
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佐賀市では議会事務局に協力して頂きつつも、議員自身が広報誌づくりやFacebookページの運用、議会報告会などを中心的に担っているので、柏市のような編集委託という流れにはなりにくいと思いますが、情報の取捨選択と市民に伝わるようにする工夫の観点はしっかり学びたいと思います。

なお、柏市議会は佐賀市と同じく議員定数36名ですが、その中に全盲の方と車椅子の方がおられるそうです。全盲の方も毎回一般質問および質疑をされているそうで、そうした方が議会で活躍できるような素地を柏市には持っておられることにも感銘を受けました。


また、柏市議会の動画配信については、インターネット中継をスマホなどでも見られるように、UstreamやYouTubeでの配信をされていたそうですが、例えばYouTubeだと動画の編集や加工をされてしまうリスクもあるため今年度でやめて、新年度からは新しい録画配信システムを導入し、タブレット端末などでも見られる代わりに動画の加工などをできないようにプロテクトがかけられるそうです。
いずれにしろ、柏市議会で独自に録画されているので自由に判断できるのですが、佐賀市はぶんぶんテレビによって中継されているため、著作権の問題もあり、そうした対応ができにくくなっているのが課題です。これは今後の宿題となりそうです。


柏市議会の加藤事務局長はじめ議事課のみなさまには、12時までめいっぱいご説明と質疑に応じて頂き、ありがとうございました。
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