【一般会計決算、全会一致で不認定 旧富士小学校体育館改修問題で異例の手続きに不信】

9月定例議会は10月5日の最終日、市長提案の議案のうち平成29年度一般会計決算を全会一致で不認定としました。画像


これは富士小学校跡地活用に関して地元と整備構想を進めているさなかに、プロリーグをめざす社会人バスケチームの4月からの利用支援の目的で急きょ体育館のみ緊急改修を実施したことについて①昨年12月に計画し3月に工事したことを9月の決算審議含め一切議会に報告をしていない②起案文書に本来の目的が書かれていない③緊急性を理由に不十分な起案、設計図書で見積もりや入札が行われていた③それらの根本に当時の総務部長(現副市長)の「急げ」の強い指示があったこと④事態が明らかになった後の総務委員会審査の中でも答弁が二転三転した、などにより議会と市民の信頼を大きく損なったというのが理由で、2日の総務委員会でも全会一致で不認定をなっていました。


そのほかの全ての議案(一般会計以外の決算・予算、条例など25件と諮問5件)を可決して閉会しました。市民共同の私・山下明子は平成29年度一般会計決算、国民健康保険特別会計決算、後期高齢者医療保険特別会計決算の3件に討論を行い反対しました。



決算の討論で指摘したのは以下の通りです。


【決算認定の問題点】

① 人権啓発は必要だが、特定の同和2団体への646万円画像の補助を含む不公正な同和予算の見直しがなされないままであること。

② 放課後児童クラブの入所は指導員の不足や施設の面積不足などにより、条例通り4年生以上を受け入れているところは3校区にとどまり、全体では14クラブで167名の待機児がいること。保育園の待機児対策とあわせて施設整備、保育士や指導員の賃金引上げなど抜本的な処遇改善を。

③ 学校給食の民間委託が東与賀小にも拡大され19校と2つの給食センターで実施されていることと中部給食センターでの選択性弁当方式は教育の一環としての給食のあり方にそぐわない。

④ 18億6800万円にのぼる地域福祉基金の活用や121億円にのぼる財政調整基金の活用で、市民生活や福祉の充実をはかるべき。

⑤ 旧富士小体育館の改修問題では、何度も報告や説明の機会が画像ありながら怠り、議会の信頼を失わせた。プロチームの支援は本来、前向きな内容なのに、水を差した。計画決定から工事完了までの一連の流れや事務手続き、情報共有のあり方など、1施策の問題ではなく執行部の信義則の問題として見過ごせない。

⑥ 高すぎるといわれる国保税の収納率97,22%を誇る一方未納世帯が2159件。H30年度の国保広域化に向けた財政強化の中で差押え件数が1529件から1998件に急増。命に直結する国保税の負担軽減策が不十分である。

⑦ 後期高齢者医療保険特別会計については、75歳という年齢で区切って医療に差別を持ち込むこと自体に反対。


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 意見書・決議案では「地方財政の充実・強化を求める意見書」「下水道施設改築への国費支援継続に関する意見書」を全会一致で採択、「水道民営化を進める水道法改正案の成立に反対する意見書」(社民提案)は賛成討論した私・市民共同、政研、共産、さが未来のみ、「佐賀空港への自衛隊配備受け入れ撤回を求める意見書」(社民・共産提案)は自民市政の福井章司議員が反対討論、さが未来の白倉和子議員が賛成討論を行い、私・市民共同とさが未来のみの賛成少数で不採択となりました。


改選直後に自民党が提出した「自衛隊配備受け入れ容認」決議に討論して反対した15名の議員のうち国民民主、市政未来、光明市政が受け入れ撤回の意見書に反対したことは市民にわかりにくく、説明すべきです。特に山田誠一郎議員(国民民主)と川崎直幸議員(光明市政)は今議会の一般質問初日に知事の対応を批判する質問をしていただけに傍聴席から「どうしたのか」との声も上がりました。


#佐賀市議会9月定例会
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