【待機児いるのに公立保育縮小? 佐賀市が幼保統合案】

佐賀市は現在4カ所の公立保育所のうち成章保育所と唯一の市立である本庄幼稚園について、それぞれ老朽化しており整備が必要としてこの間、そのあり方を検討した結果、両方を統合して認定こども園として本庄地域に整備する方針案を3月19日の文教福祉研究会で示しました。


その背景として①両施設の老朽化による安全対策が急がれる、②幼稚園ニーズの減少により園児が減少している(定数135名に対し59名)、③園児の減少により多くの人とのコミュニケーションが取りにくい、④これまで本庄小と行ってきた幼小一貫教育は続けたい、⑤待機児はある一方で人口減少を考慮して成章保育所の現定員75名が望ましい、⑥人口減少やコスト面から公共施設の適正配置上、施設統合が望ましい、としています。


しかし、3月現在で待機児は99名、きょうだい保育や職場・自宅との距離の問題などによる園指定待機は298名に登っているのが現実です。成章保育所は市内中心部の公立保育所であり、佐賀市が中心部にオフィスを誘致しようとしている街づくりの政策にも反します。


また、成章保育所で定数75名に対し園児が60名、特に0歳児3名と少ないのが気になり質したところ、保育士不足のため受け入れに必要なスタッフを確保できていないということに原因があります。


本庄幼稚園の定数割れについても、以前は市立幼稚園のため保育料が民間に比べて安かったのが、2015年からの「子ども子育て新制度」により幼稚園保育料の官民格差がなくなったことによる保育料引き上げで園児が激減していると言えます。


今、両親とも働かなくては生活できない家庭、またひとり親家庭が増加している中で、子どもたちが安心して過ごせる場所を整備することが急がれます。市内の空き家や空きビルを利用する形も含め民間の保育園も増えています。ただ将来人口減少を見越した場合、むしろ民間施設の淘汰の中で必要な保育施設が確保できなくなっては本末転倒ではないでしょうか。両施設が数少ない公立としてそれぞれの地域で役割を果たす事が将来にわたっても必要だと私は思います。

#佐賀市議会 #市民共同 #山下明子 #子育て安心のまちを

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