琉球・沖縄に学ぶ平和思考~第50回佐賀県母親大会@アバンセ

  今日、第50回佐賀県母親大会がアバンセで行われ、300人が参加しました。
 「生命をうみだす母親は、生命を守り、育てることをのぞみます」のスローガンの下、1954年に日本母親大会に代表を派遣し、1965年に第2回佐賀県母親大会を開いて以来、毎年開催されてきました。
 途中、政界の右翼再編に対応して、それまで母親大会の事務局であった佐賀県総評が解散したあと、新たに闘う労働組合として結成された佐賀県労連、新婦人、高教組、春闘懇などが一体となり、日本母親大会をひきつぐ大会として、営々と続いてきた歴史があります。

 50回目の今年は、「琉球・沖縄に学ぶ平和志向」として沖縄国際大学講師の安良城米子さんの記念講演と11の分科会があり、私は安良城さんも参加される憲法改正を考える分科会に参加しました。

 午後の全体会では平和のうたごえの合唱のあと、汐待和子実行委員長のあいさつ、日本母親大会参加者の報告がなされました。

 記念講演では、沖縄の平和思想、ガンディーやキング牧師の非暴力思想を研究領域とする安良城米子さんが、琉球王朝時代以来、沖縄人(うちなんちゅ)に流れる強烈な平和思想、非暴力の思想のDNAについて歴史を紐ときながら解き明かされました。

 中国と薩摩にはさまれて、軍事的な介入を拒否し、どの国とも平和に交流し、誰をも温かくもてなしてきた琉球を、当時の欧米では「神の国を実践する世界で二つの国のひとつ」と高く評価していたこと、そんな沖縄民族を本土に併合した日本政府は「天皇を敬う心が少ない」「優柔不断で愚鈍」「兵士には不向き」などと見下していたこと、太平洋戦争・沖縄戦では「友軍」と思っていた日本軍によって民間人が殺され、「軍隊は決して人民を守らない」ということを身をもって実感したこと、沖縄戦において、非軍事地域の方が明らかに民間人の生存率が高かったこと、だからこそ、沖縄に米軍基地やオスプレイ、ヘリパッドの配備がなされることを拒絶するのだということがよくわかりました。
 安良城さんは、「身近な人の戦争体験を聞き、誰もがそれぞれの持ち場で、平和のためにやれることを取り組もう」と呼びかけられ、50回目にふさわしい記念講演となりました。

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