古くて新しい成章中学校の第67回入学式

画像 昨日の小学校に続いて、今日は市内の中学校の入学式でした。

 私は、これも母校であり地元の成章中学校の第67回入学式に臨みました。今年は162名、5クラスの新入生が、文字通り新しい校門をくぐって迎えられました。

 「古くて新しい」は福井明夫校長先生の式辞の中で述べられたことなのですが、「古い」は成章中が「一中」として旧佐賀市内で一番最初に設立された歴史の長い学校であること、これまでに24,243人が巣立っていること、「新しい」という点では、去年、校舎が新築され、外溝工事も含めて先週すべてを終えた真新しい校舎であること、ここから新しい一歩が始まるのだということです。

 ちなみに、正門の門柱は成章中同窓会から新築記念に寄贈したものです。実は、いまから16年前の創立50周年の時に、門柱をきちんとしよう、と同窓会として寄付を募ったのですが、学校や教育委員会側となかなか折り合いがつかず、途中で頓挫しかけたのです。
 が、ちょうど校舎改築のタイミングが巡ってきたので、今がそのとき、とばかりに、この1年ほどで一気に話が進み、立派な門柱ができました。

 考えてみれば、16年前に慌てて作らなくて良かったのかもしれません。門の位置も変わりましたし、今の時代にあった形になりましたし・・・・・・。
画像


 そして、私たち29期の記念樹、常緑ヤマボウシも無事に根づいていたようです。
画像


 今年は、来賓の数が多くて、校長室や応接室では対応できないということで2階の多目的ホールに通されました。確かにかなりの賑わいで、体育館に通された時には、用意していた来賓堰の椅子が足りずに、慌てて椅子を並べ足す、という嬉しいハプニングもありました。それだけ、地域が注目しているということの表れだと思います。
画像

画像

画像


 吹奏楽部の演奏に迎えられた新入生は、ぶかぶかの制服がまだなじんでおらず、可愛い感じでしたが、これがやがてははちきれそうになるくらいに、心も身体も成長していくのですよね。
画像

画像


 校長先生の式辞の中で印象的だったのは、
「新入生のみなさん、右を向いてください。来賓のみなさんがおられ、みなさんを見守ってくださいます。後ろをごらんなさい。皆さんを育ててくれた保護者のみなさんが、いつでも応援しています。左を向いてください。頼りになり、包んでくれる先生方がいます。そして、ずっと後ろの方には頼りがいある2年3年の在校生がいます。私はこの壇上から、その様子を見ていると『学』という字に見えます」
 というくだりでした。

 頭の中で想像すると、なるほど・・・・・という感じがしました。学校のあるべき姿がこのかたちに表われているともいえますね。
画像


 その後に続くPTAの田中会長の祝辞でも、ご自身が昭和52年入学だったというところからの歴史にふれ、市外から成章中に入学してきた時の不安や期待に照らして、校舎も新しくなり、いわば成章中の新時代の幕開けだ、と述べておられたのも印象的でした。
画像

画像

画像

画像

 そして一番印象的だったのは、これまで閉式のときに「閉式に先立ちまして・・・」と教頭先生が来賓席に来てひとこと挨拶をされていたのがなくなり、まっすぐ壇上で閉式の辞をのべられ、新入生を送り出した後に、来賓の送り出しをする・・・という流れに変わっていたことです。子どもを真ん中に置くならば、これが自然な対応だと思いますので、来賓席でも一様に「よかったよかった、これでいい」という声があがっていました。

 これまで小中学校の卒業式でも入学式でもこのことが気になって仕方なかったのですが、これで中学校をきっかけにこの後の卒業式からは変わると思われます。
画像



 というわけで、いろいろ感じることのあった入学式でした。すでに、クラスの中で和気藹々の雰囲気も作られていたような子どもたちの様子でしたが、一番成長する時期、どの子にも素晴らしい中学生時代となりますように。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック