佐賀市総合防災訓練

 今日の午前中は、東与賀町運動公園一帯で行われた佐賀市画像総合防災訓練に参加しました。

 この総合防災訓練は、もともと阪神大震災の教訓をふまえ、佐賀市として大規模災害を想定した住民参加型の防災訓練をすべき、と1995年9月議会で提案したこともきっかけとなって、さっそく1996年1月17日に市全体の総合防災訓練が始まりました。さらに、1998年9月議会で、地域に密着した内容にすることや住民への意識啓発のために、防災講演会や情報提供をすることなどを提案したところ、各校区を巡回してひらくなど、それらもさっそく生かされるようになりました。

 ただ、最初は阪神大震災の起きた「1月17日」に実施していたのですが、平日は参加しにくいなどの声がある中で直近の土日、という形になっていました。さらに、合併した北部山間地域で実施するうえで「冬はやりにくい」ということで、この2年ほどのうちに晩秋の季節に行われるようになりました。それが、今年は今日だったわけです。

 動きやすい季節、という点ではいいのですが、災害は必ずしも好条件の中で起きるわけではないので、さらに検討が必要ではないかと思います。

 とはいえ、今年の東与賀町では地元から846人の住民のみなさんが自宅から会場の東与賀運動公園に避難する訓練から始まりました。
 全体の訓練式のあと、救助訓練、煙体験、消火訓練、ドクターヘリの展示、給水訓練、造水機の展示、炊き出し、防災グッズの展示などがさまざまな会場に分かれて行われました。

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 防災訓練にはさまざまな団体が協力参加しておられますが、その中で画像バイクの機動性を生かして災害救援ボランティア活動をされている佐賀レスキューサポート・バイクネットワーク(佐賀RB)のみなさんにお話を伺いました。
 佐賀RB代表の長尾 淳さんは、「災害が起きたときに、その場所にたどり着くまでに時間がかかる場合が多い。情報もわからない、ということも。そんな時に、バイクならば車の渋滞をすり抜けて行けるし、ある程度の悪路であっても通行できるので、災害地に向かうルートの確保やその状況把握、あるいは医薬品や食料などを真っ先に運ぶこともできる」と強調されました。
 とくに、「こういう防災訓練の場では消防や自衛隊が駆けつけたあとにボランティアの自分たちが入る、というストーリーになっているが、自衛隊は要請があって初めて動くわけだから、本当は自分たちの方が動きは早い。先に駆けつけて情報を把握し、それを公的機関に伝達するというほうが実際的」と言われたのは印象的でした。

 長尾さんは、「ぜひ県や市と災害対策の協定画像を結んで、いざというときに機動的に動けるようにしてほしい。また佐賀市の防災会議などのメンバーに入れていただいて、発言権を持って動けるようにしてほしい」と言われていましたが、なるほど、という思いでした。
 さきの9月議会では、佐賀市防災会議のメンバーを拡充するということについて、女性の参加とともに、幅広い分野の参加も求めたところですが、こうしたRBのような機動的なボランティアグループにはぜひ、入っていただきたいと思いました。

 レスキューバイク隊は、男女を問わず、また必ずしもバイクに乗れなくても参加できるそうです。実際にメンバーには女性のライダー(長尾代表の娘さんだそうでモトクロスの選手だとのこと!)もおられたし、電動車椅子の方もおられるそうで、その方がいることによって、車椅子の被災者にどう対応したらいいのか、などを知ることができるとのこと。「熱意があればできる」とのこと。私にも何かできるかなあ・・・・と考えてしまいました。

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 上下水道局が担当している給水コーナーでは、給水バックの使い方を習ったり、汚れた水をろ過して飲料水にする「造水機」の実演もありました。今回は人工的に濁らせた水を使っての実演でしたが、せっかくなら隣りにあったプールの水を使って見せたらよかったかも知れません。

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 隣接する中学校の校庭には、ドクターヘリが展示されていました。実画像は、ドクターヘリは全国で佐賀県と沖縄県だけに配備されていないのです。昨年秋に天山山頂で体調を崩した方がドクターヘリに搬送されたということが起きましたが、久留米から飛んできてくれたものでした。
 ぜひ、佐賀県にも配備してほしい、という切実な声があるのは当然です。
 今日の説明の中で1機7億円(本体5億円に運営費2億円)する、という話が出て、聴いていた方たちの中から「7億円!?うわ~、大変!」という声があがっていましたが、私が思わず「戦闘機を1機買うのを止めただけでも、ドクターヘリは相当配備できるはずでしょうに」と言うと「そうですよね!戦争のために使わずに、こういうところに回せばいいですよね」と同意の声もたくさんあがりました。

 ちなみに、ジェット戦闘機は1機120億円かかるそうですから、17機は配備できます。ついでに言えば、自衛隊も災害救助で奮闘している分には活躍の場はたくさんあるようですから、迷彩服の軍隊はやめて、レスキュー隊のオレンジ征服のハイパーレスキュー隊になったら世界からも歓迎されるに違いないと思います。ましてや、自民党のいう「国防軍」などもってのほか!

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 こうした話も出されながらの防災訓練で、最後はおいしい炊き出しのおにぎりと豚汁をいただきながら、寒さをしのぎました。
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