成章中吹奏楽部の全国大会3年連続出場、その先に・・・・

画像 昨日、成章中同窓会の役員会に、吹奏楽部保護者会から「吹奏楽全国大会に佐賀県で初めて3年連続出場の快挙」の報告と派遣費用支援にタオルの購入をという協力要請があったことを書いておりました。

 実は、今日、さらにその先の問題があるということを保護者会の方から伺いました。

 そもそも、吹奏楽の全国大会には「3年連続で出場した場合は、次の年は出ないこと」という規定があるのだそうです。その代わりと言ってはなんですが、毎年文化庁の主催で各県持ち回りで開かれている「国民文化祭」のなかの「吹奏楽の祭典」への出場資格を得るのだそうです。

 国民文化祭は毎年11月に合唱、吹奏楽、ジュニアオーケストラ、日本舞踊、邦楽、能楽、連句、美術、生活文化展など各種分野にわたって行われるそうで、昨年は京都で、今年は徳島で行われることになっています。
 その中の「吹奏楽の祭典」に出演できる資格ができるということのようで、今年の徳島祭典の出演団体をみても、確かに「全日本吹奏楽コンクール3年連続出場」「全日本小学校バンドフェスティバル3年連続出場」「全日本マーチングコンテスト3年連続出場」「全日本アンサンブルコンテスト3年連続出場」ということで各分野から4~6団体ずつ出場されるようです。

 成章中の場合は来年が対象となるのですが、来年は山梨県富士河口湖町で開かれるようです。その出演団体の決定は「各都道府県の推薦に基き、第28回国民文化祭山梨県実行委員会及び国民文化祭実効委員会の審議を経て、文化庁が決定する」となっています。
 となると、まずは佐賀県が推薦するかどうかが鍵となります。

 次に心配なのは、派遣費用のことです。コンテストの場合は市教委から全国大会や九州大会規模の派遣費用に対する補助が出されますが、「国民文化祭」はコンテストではないため、今のところ対象外だということのようです。

 これらの話を聞きながら私が感じたのは次のことです。

 (1)3年連続で全国大会に出場するということは、今の3年生以下は出場し続けてきたということであり、この先もがんばれば努力が報われる、という目標があるかどうかはモチベーションの維持の上でも大事なカギだということ。現行の規定では、3年連続出場後、「4年目はない」ということであり、その1年間の目標を失うことになりかねません。

 (2)国民文化祭に出場するには「3年連続全国大会出場」というキャリアが必要であり、これは出たいからと言って出られるわけではない、ということ。これに参加できる資格を持ったということは、たいへん貴重な経験です。

 (3)しかも、吹奏楽での全国大会3年連続出場は佐賀県で初めてであり、国民文化祭の「吹奏楽の祭典」に佐賀県から初参加できるという貴重な機会でもあります。

 (4)現行の大会参加費補助規定が「コンクール方式」を対象としているとしても、これまで例のなかった好成績での結果であることを考慮し、派遣費用補助を準用することは可能だと思いますし、生徒達の可能性とやる気、めったにない機会を生かすという観点からも、積極的に県や市も対応すべきではないかと思います。

 (5)もちろん、この意義を広く知らせれば、多くの方からの支援も寄せられることは期待できると思います。

 保護者会の話を伺いながらこんなことをつらつらと考えましたが、全国大会出場のその先にせまった課題を佐賀市や県、教育委員会がどう受け止めてくれるか、注目したいと思います。
 

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