「被災地のがれき受け入れ」について、被災地の市長の思いは・・・・

 昨日、佐賀市議会の拡大代表者会議の中で、東日本大震災の被災地の瓦礫受け入れについて、北九州市議会の「受け入れ表明」の全会一致決議の動きもあって、正面からの議論が始まった、ということを書きました。

 同じ文章をFacebookにも載せているのですが、Facebookのなかでは「『絆』の掛け声で「広域がれき処理」を推し進めるのは、「原発の安全神話」と同じプロパガンダに聞こえる」とか、「放射能を撒き散らすな」「地元では雇用確保につながるから広域処理でもっていってもらっては困る」「阪神大震災のときと被災3県のがれきの量は対して変わらないから、何年かかけても地元で始末した方が仕事確保にもなるし、地盤沈下のかさ上げにも使える」といったご意見があちこちで上げられています。

 放射能問題については、もちろん、放射能を含んだがれきは動かずべきではないと思いますし、不安な地域については厳しい基準で測定して、通常の廃棄物と変わらない内容であれば、迅速に対応することが望ましい、というのがひとつの考え方だと思います。

 私が気になったのは「被災地の地元自体が広域処理を望んでいない」というご意見でした。それで、実際に引き合いに出されている陸前高田市の戸羽 太市長の発言をFacebookで確かめてみることにしました。すると、ちょうど、今日、この問題での戸羽市長ご自身の書き込みがあったので、ここにご紹介したいと思います。
 戸羽市長の投稿をそのまま載せておりますので、ご覧になってください。


 < 陸前高田市 戸羽 太 市長のFacebookでの投稿>

おはようございます!

 昨日、野田総理が全国の都道府県に対して、法に基づき被災地の瓦礫の受け入れを要請する云々の報道があり、私のところにも報道関係の方が何社か取材に来ました。

 1年も経ってから・・・との思いはありますが、それでも政府が実際に動き出そうとしてくれていることには素直に感謝したいと思います。
...
 さて、私は、FBはやっていますがツイッターは利用しません。
 ツイッターは匿名性が高く、誹謗中傷というか、いずれ建設的な意見が少ないように思うからです。

 
 本題に入りますが、ツイッターの中で私の書いた本の内容を引用?し、それを違った解釈をされた方々がいて、私が『瓦礫の広域処理を望まない』と言っている旨の書き込みが氾濫しているようです。

 陸前高田市の瓦礫については、大船渡市のセメント工場で瓦礫の処理をしていただいているので、今のところ他の自治体にお願いする予定はありません。

 しかしながら、瓦礫の問題は陸前高田市の問題ではなく、被災地全体の問題だと思っています。

 被災地瓦礫の全体量が減少していくことで、復興のスピードは速まりますし、何よりも被災者の方々に元気を与えることになると思います。

 したがって、私個人としても瓦礫の引き受けをしていただけるところがあるのであれば、どこの被災地の瓦礫でも構いませんの処理をお願いをしたいと考えています。

 私の二人の息子の親として、子育てをされている方々や、妊婦さんたちの心配もわかります。

 ですから、基準をさらに厳しくして、本当に安全が確認された瓦礫だけを限定で被災地以外で処理をしていただきたいと思っています。

 『絆』という言葉が、昨年の日本を象徴する言葉だったことを全国の皆さんにもう一度思い出していただけたらと思います。
 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック