元北方町職員・米原正彦さんの不当な懲戒免職処分撤回求め、支える会

 佐賀県武雄市に合併する前の北方町時代、旧北方町最後の給食セン画像ター所長として学校給食の職務に携わっていた米原正彦さんへの不当な懲戒免職処分の撤回を求める裁判が行われています。今日は3月30日の佐賀地裁判決を前に、1年半の裁判と6年に及ぶ事件を振り返る報告集会が、佐賀市メートプラザで行われました。

 合併前の旧北方町では、学校給食費は、給食センターへ直接現金で納める方式が採られていましたので、この問題を改善するために米原さんは、給食センター所長として努力を重ねていたところです。もともと、北方町給食センターは、所長以下3名の職員で運営されていましたが、米原さんが所長として赴任した時点からは1人体制となり、業務量は極端に増大していました。

 そのような状況の中、武雄市との合併直後のこともあって市長も職務代行者であったり、次の体制への事務引継ぎがなかなかできない下で、給食費を給食センターの事務机の引き出しの中に保管していたことを捉え、あたかも米原さんが着服したかのような虚偽の報告書が作成され、その報告書をもとに合併直後の平成18年3月31日、武雄市教育委員会より懲戒免職処分を受けたのです。

 しかし、この処分を行うに当たって、武雄市教育委員会の調査は極めてずさんともいえる不十分さで、しかも最も重要な本人からの事情聴取は一切なされない中で、異常ともいえる懲戒免職処分が下されているのです。通常、地方公共団体は、公務員が犯罪を犯していると確信した場合は、告発する義務を負っているのですが、当時の北方町は米原さんを告発してはいません。それは、着服とか横領とかいう犯罪ではなく、あくまでも会計処理上、預金通帳に預けずに現金で保管していたことへの不適切な対応として捉えていたからではないでしょうか。

 横領、着服といった犯罪の場合の画像み懲戒免職となるのであって、会計処理上の問題であれば、諭旨や訓告、減給処分という程度のはずです。現に、米原さんは課長補佐級ですが、上司の課長は1カ月の減給処分となっているだけです。

 3人体制の時は、銀行に預金に行く係りもいたそうですが、1人となると、給食費を納めに来られたり、材料費の支払いがあったりで、一定の手持ち金も必要だったという事情があります。最終的な引継ぎのときは、伝票も現金もすべてあっているのです。にもかかわらず、いつの間にか「横領」の罪を着せられ、突然、懲戒免職になった米原さんは、公務員の身分を剥奪され、家族の生活も破壊されてしまいました。

 「絶対に着服などしていない」「机の引き出しに現金を保管せざるを得ないのは、これまでの担当者にもわかっているはず」と米原さんは県の人事院に申し立てをしましたが、却下されてしまいました。

 私は、知人のつながりで、米原さんの人事院の申し立てと審理のときから少し関わってきましたが、公務の現場でこんなでたらめが許されるとしたらとんでもないことです。米原さんが北方の方だったので、元北方町議でもあり、国民救援会佐賀県本部の会長でもある田崎以公夫さんに話をつないだところから、国民救援会、県労連、自治労連と集団的な支援体制につながっていきました。
 そうしたなかで、武雄市側の主張のみにもとづく一方的な新聞報道だけだった地域の受け止めは、真実を知らせる宣伝行動を通じて変わっていき、米原さんへの激励が寄せられるようになりました。


 いま行われている佐賀地裁での裁判は、これまでの米原さんの主張がまともに取り入れられるのかどうかが問われています.。
 ということで、3月30日の判決までに、『公正な裁判を求める要請署名」を集めているところです。


 今日の米原さんは、『1人ではとてもたたかえなかった。自分を信じ、支えてくれるみなさんの存在があったから持ちこたえられた。勝利を信じてがんばりたい」と決意を語っておられました。





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