「映画音楽の秘密」~悪魔の飽食プレ企画

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合唱組曲「悪魔の飽食」佐賀公演のプレイベントとして、「映画音楽の秘密」と題して作曲家の池辺晋一郎さんと映画評論家の西村雄一郎さんのトークや合唱指導のソプラノ歌手・水頭順子先生をまじえたパネルディスカッションが、生涯学習センター・アバンセホールで開かれました。

こんな豪華な企画がワンコインで楽しめるとは…♪
まず、第一部は佐賀在住の映画評論家、今ではあの玄海原発の説明会の住民代表7人の1人としても有名になっておられる西村雄一郎さんと池辺晋一郎さんのトークセッションです。

お2人を結びつけたのは、黒沢明の「影武者」だったそうで、その音楽を担当した池辺さん、その映画評論をした西村さんに書評を書いたのが池辺さんだったそうです。でも、池辺さんはそのことを覚えておられなかった…(笑)そんな話から始まりました。

「映画音楽の秘密」ということで、池辺晋一郎さんが関わった映画や舞台の仕事の裏話や製作秘話がたくさん聞けました。
カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した日本映画は4本ですが、そのうちの3本(「影武者」「楢山節考」「うなぎ」)が池辺音楽だったんですね。
その他、「映画における音楽は、作曲だけではない」という話など、興味はつきませんでした。

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第二部は、いよいよ合唱組曲「悪魔の飽食」についてのパネルディスカッション。コーディネーターは、アバンセ館長であり「悪魔の飽食」合唱団の団長でもある大草秀幸さん、パネラーは当日指揮をなさる池辺晋一郎さん、合唱指導のソプラノ歌手・水頭順子さん、プロデューサーの持永のりこさんのお三方。引き続きデラックスなパネルディスカッションでした。

 池辺さんと「悪魔の飽食」との出会い、森村誠一さんとの出会い、プロデューサ画像ーの持永さんと池辺指揮の「悪魔の飽食」との出会い、合唱指導をなさっている水頭順子さんの思いがそれぞれ語られました。

 とくに、池辺さんは日中友好協会の日中友好40周年にむけて演奏依頼を受けたときに、「上っ面でなく、加害責任を自覚し、誤りを繰り返さないという誓いの上に日中友好の絆を強めようとする姿勢に打たれた」と述べておられました。それが1990年の演奏だったそうですが、それ以来、池辺先生が全国縦断コンサートや海外公演で指揮を続けておられえうことについて、「平和は与えられるものではなく、常にメンテナンスしなくてはならない。それは、自ら活動することに他ならない。ヒロシマ、ナガサキ、沖縄という被害者としての悲劇の記憶だけでなく、中国・朝鮮などで日本軍が犯してきた罪をしっかりと見据えることが、自分自身のバランスを保つ上でも必要だ」と述べられたのがとても印象的でした。

 水頭先生も、はじめは「悪魔の飽食」ならぬ「天使の粗食」か・・・などと軽い気持ちでひきうけたものの、引き受けてから原作の本を読み、組曲の歌詞を読んで怖くて仕方なかったそうです。それでも、この組曲の持つ音楽性と人を惹きつけてやまない魅力にはまり、「池辺晋一郎さんは天才だ!」と感じつつ、歌い手である合唱団のメンバーをいとおしく思いながら指導なさっているのだそうです。

 持永さんは、この間の各地での演奏の様子や、731部隊が生体実験をしていたハルピンの戦跡の写真を解説しながら、この曲をいま演奏する意義を厚く述べられました。

 最後には、客席から合唱団のメンバーがステージに画像上がり、池辺先生の指揮により、組曲全7章の最終章「君よ、目をこらしたまえ」を高らかに歌い上げられました。私は今日の集中レッスンが初めての参加だったので、ステージには上がらず、みなさんの演奏を聴かせていただきました。

 この大曲をなんとか皆さんと一緒に歌い上げられるよう、あと1ヶ月あまりの時間ですが、なんとかがんばって追いつかなくては・・・・と思っています。


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