普天間基地問題で鳩山政権は機能不全

 きょう、ニュースによると鳩山首相は沖縄を再度訪問して、普天間基地は結局、辺野古沖に移転せざるを得ないことを県知事と北部地域の市町長に伝えたとの事ですが、まったく、どんな顔して足を運んだのやら、とあきれ返って言葉もありません。

 応対した知事は「最低でも県外と言っていたことに照らすと、遺憾としかいいようがない。辺野古沖は大変きびしい」とこたえていましたし、最後に深々と頭を下げる鳩山首相に対しても、苦々しい表情だったように思います。

 北部地域の市町長との会見は、万国津梁館で昼食をかねて行われたそうですが、名護市長は「名護へようこそ、という気にもならない」として、絶対反対の意思を表明したそうですし、出された昼食弁当には手をつけなかった首長もいたとの報道でした。

  会見会場に抗議に来ていた住民運動の人たちは、「怒りを通り越して言葉も出ない」「基地は要らないという私たちの気持ちがどうしてわからないのか」と怒りをぶちまけていました。まさに同感です。

 鳩山政権は、地元の気持ちを無視して事を進めようとしています。一部辺野古区の人びとが、移設を容認する決議をあげた、とか、経済振興をあてにした動きがあるなども一部言われていますが、大部分は「基地のない平和な町での経済振興」「基地経済からの脱却」ということを願っています。そういう思いをふみにじって、こともあろうに市長選挙で住民の判断の結果の出た名護市に、9万人の反対集会が行われた沖縄に、またしても基地を押し付けようという鳩山政権は、もはや機能不全に陥っているとしかいいようがありません。
 
 きょう、たまたま、神奈川県で行われていた全国植樹祭のもようがテレビで放映されていましたが、50年後の里山を展望して、ぶなの木などを植えて「未来の世代にひきつぐ」というとりくみをすすめるのはいいのですが、一方で辺野古の海を埋め立てて、あるいは杭を打ちこんで、ジュゴンの棲む海、サンゴの棲む海を壊そうというやり方は、まったく一貫性がありません。
 基地のない平和な島を返してほしい、という声をもっともっとひろげなくてはなりません。まさに島ぐるみのたたかいと、沖縄返還闘争のときのような「沖縄と本土が一体になったたたかい」が求められます。

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