天に唾する・・・・自公政権への反省なく~子どもの貧困問題で

 今日の一般質問で、公明党の議員がとりあげたしょうがい者福祉の問題と子どもの貧困問題を聞いていて気になることがありました。

 しょうがい者福祉のほうは、視覚障害、聴覚障害のある方たちへの情報提供のあり方や、福祉タクシーチケットを内部障害者や慢性疾患などでひんぱんに通院するような方たちの福祉有償輸送制度にも活用できるようにしてほしい、また、障害者医療費助成制度などの申請手続きを簡素にしてほしい、など、どれも現場からの声があり、なるほどと思うことも多々ありました。

 問題は、子どもの貧困です。親の貧困が子どもに影響して、医者にかかれなかったり、学校で十分学べなかったり、などの深刻な状況が起きているとして、市としての認識と支援策を問うものでした。
 とくに、就学援助では適用される所得基準が他市に比べて佐賀市の水準が低く、一番高いのが「生活保護基準の1,5倍」という福島市と宇都宮市、あとは1,2倍~1,3倍くらいが多く、佐賀市の1,0倍というのは一番低い水準で、大阪市、横浜市、千葉市、和歌山市と佐賀くらいだとのこと。
 これについて、市として拡充する考えはないか、という質問です。

 何もなければ、指摘されていることは全く同感で、応援パチパチ・・・なのですが、よ~く考えたら、このひどい貧困をもたらしてきたのは自公政治の結果ではありませんか!

 しかも、子ども教育部長の答弁は率直でした。
 
 「平成17年から国の三位一体改革のもとで、準要保護世帯に対する就学援助の国庫補助が廃止されて一般財源化されてから、市の財政が苦しくなった。ただ、認定率は県内平均が8.5%なのに対し、佐賀市は13,4%ともっとも高く、それは実情を聞いてかなりカバーしていることの表れとも言える」というもの。
 実際、前年度と今年度を比べると、小学校は1,772人が1,870人に増え、中学校は936人が1,000人に増えている、とのこと。認定率が増えているのに国庫補助がなくなっているため、財政が苦しい、現状維持が精一杯でこれ以上拡充はできない、というのは正直なところだろうと思います。

 ちょうどわが党の宮本岳衆議院議員も、国が就学援助の国補助を一般財源化したことが、市町村の対応を厳しいものにしている、と指摘していたところでしたから、子ども教育部長の答弁は、そういう意味で、自公政治のつけを負わされた自治体現場からの告発と悲鳴とも受け取れました。

 こういう答弁が出てくると、先の追及に迫力がなくなってしまいました。私たち(共産党市議団)だったら、自公政権の傷を一刻も早く修復すべきだ、との立場から、毅然として国にも県にも、財政支援を求めよと言えるし、そのうえで、市にもさらなる努力を、と言えるのですが・・・・。

 昨年の総選挙以降、自公の方々が自ら作り出した悪政に反省を語ることなく、福祉の充実などを迫る姿にぶつかるたびに、「天に唾する・・・」という言葉を思い起こします。

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