胸にしみた 堤 未果さんの話~地域民主教育全国交流研究会in鳥栖

 夜は、14~16日に開かれる2008地域民主教育全国交流研究会鳥栖集会の初日企画で、「貧困大国 アメリカ」の著者として知られる、ジャーナリストの堤 未果さんの教育講演会を聞きにいきました。

 「市民におくる夕べ」として行なわれた今日の企画では、全国交流研究会の世話人代表 坂元忠芳さんのあいさつ、現地からの報告として、「佐賀の教育の現状と課題」として、北茂安中教師の重松 隆さんのお話を聞いた後、文化企画として「九州のうたごえ合同合唱団」による演奏がありました。

 合唱団はロシアの歌曲「鶴」と、堤 未果さんが訳詩を手がけ池辺晋一郎さんが作曲した「私たちが進み続ける理由」を演奏されました。いずれも10月の九州のうたごえ祭典で歌われた曲でしたが、今日は福岡や北九州からの応援も得ながら、46名で歌ってくださいました。
 プログラムに載っていた歌詞を読みながら聴いていたら、胸が詰まって涙が出てきました。

 そして、堤さんのお話です。

 堤さんも、会場に到着して、合唱の後半部分を聞いたそうですが、みずから訳して作られた曲が歌われるのを聴いて胸がいっぱいになった、とおっしゃってました。

 「私たちが進み続ける理由」の詩を書いたのは、キム・ロザリオさんというプエルトリコ人の38歳のシングルマザーだそうで、2004年の秋にワシントンに向かうバスの中で知り合い、「日本から来たジャーナリストなら、ぜひ私を取材して、アメリカの姿を日本の母親と日本の人々に伝えてほしい」といわれたことから始まったそうです。

 キム・ロザリオさんは3人の息子のうち19歳の長男が、米軍のリクルーターにだまされてイラクに送られたまま、帰ってこないのだそうです。
 いったい、自由の国アメリカでいま何が起きているのか、子どもたちがどんな状況に追い込まれているのか、教師や働く人たちや母親がどんな状態にあるのか、ということをキムさんは赤裸々に語ってくれたそうです。

 堤さんをとおして、アメリカのおそるべき状態と、それとあまりに似通った日本の状態をあらためて意識することになりました。

 同時に、どうすれば現状を変えていけるのか、という展望も語られ、とても勇気がわきました。
 くわしくは、のちほど補充します。

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この記事へのコメント

matsuda
2008年11月17日 21:56
僕もこの日会場で堤未果さんの講演を聞いた参加者の一人です。「私たちが進み続ける理由」は歌詞がすごくリアルで胸に響いてきました!堤さんが取材した方だったんですね、、、講演の中で未果さんが、一人のシングルマザーの思いが海を越えてここ鳥栖市で、、といっていたのがまたすごくいい言葉だと思いました。本当にいい講演で、いってよかったです。!(主催者が「講演者の都合で講演の内容をネットにアップするのはお断りしています」と言っていたのでブログには感想のみUPしますが)合唱団の皆様にも堤さんにも感謝です。
管理人 明子
2008年11月17日 23:24
>matsudaさま、はじめまして。コメントをありがとうございます。
ネットでどこまで書けるかしらと思いながらの記事でしたが、本当に思いを共有できた方たちは、あの日の興奮と感動をしゃべりたくて、伝えたくてたまらなくなるのではないでしょうか。聴衆を着き動かすような内容だったと思いますね。
ただね、あのとき未果さんは「鳥栖」でなく「福岡」と言ってしまったんですよね~。ひゃ~と思いましたが、まあ、福岡都市圏だからいいか・・・と聞き流しました。
「私たちが進み続ける理由」は「~のために私たちは進む」と言うフレーズが耳に残るようにできてますね。今でも毎日そこばっかり口ずさんでいます。

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