産業経済関係で議論集中~決算委員会より 

 決算特別委員会の3日目、今日は農林水産関係、商工観光関係、土木費関係、消防費関係がテーマでした。
 予想はしていましたが、農林水産で午前中いっぱい、商工観光関係で午後の2時間半、と1日の大半を産業経済分野に集中した議論となりました。

 農林水産分野では、新規就業者と廃業者の動向を聞きましたが、いずれも減少傾向にあることが改めて示されました。
 農業では新規就業は13名、廃業は毎年はつかんでいないものの、5年ごとの農業統計調査では10年間で9100人減っているとのこと。
 漁業では、新規就業は8名で廃業はこの数年の傾向から見て平均8~10名ずつ減少しているとのこと。
 林業では新規就業は1名、廃業については、もともと林業の専業はなく、農業と兼ねているため、廃業というカウントはしていないとのこと。

 ただ、たとえば林業費の中で後継者対策費として挙げてある経費がどう生かされたのか、ということを訊ねると、あまりはっきりしたものはなく、結局、林業振興団体への補助という他の費目と名前を変えただけのような感じで、あとでの部長答弁によれば、「後継者をこれ以上減らさないこと」自体が大変だということでした。
 わかっちゃいるんです。そういうことはね・・・・。
 言いたいことは、林業だけでなく、第一次産業全体に共通することとして、細かな対策を打つことも大切ですが、おおもとの政策的な姿勢がしっかりしていないといけないのではないかということです。

 たとえば、いずれの分野も輸入品に押されて、地元産品が立ち行かなくなっているということに対して、毅然とした対応が市としてできているのか、あるいは「頑張る人、元気な人」ばかり応援して、全体の底上げを図る施策が後景に押しやられているのではないか、ということが問われるのではないでしょうか。

 昼休みにちょうどご一緒したある職員の方も、「自分も農家にカウントされているが、結局、一番大事なことは、農産物の価格保障だ。個別保障よりも重要だと思う。ペットボトルのお茶が150円で米は1杯50円程度なのに、米が高い、と言われたら農家はとてもやっていけない。生産コストに見合うだけの保障はしてほしい。卵だって、鶏の飼料代は高騰するのに、卵は1パック100数十円なんて、ひどすぎる。いっぺん農産物の輸入を全部止めてみたら、生産者のありがたみがよくわかるはず。」と力強くおっしゃってました。ここですっかり意気投合しました。
 要するに、市の農林水産政策がそういう立場に立って行なわれているのか、ということが問われているのだと思います。

 商工観光部門も、大筋、似たり寄ったりで、チャレンジショップで補助をしたり空き店舗対策で誘致してきた店舗がどれだけ独立開業しているのか、まちづくりに貢献しているのか、とか、工場団地に進出してきた企業に対する優遇策がどれだけ固定資産税や法人税や雇用の創出として還元されているのか、という問題が多方面から提起されていました。

 ここらで精力を使い果たしたというわけではありませんが、土木費や消防費は比較的あっさりと進んでいきました。といっても、4時58分くらいに終了で、ほぼ目一杯審議しました。

 明日は最終日で、教育費、公債費、予備費などがテーマです。

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