下水道汚泥処理の堆肥化問題で学習会

 クリスマスの朝から、議会で学習会がありました。
 それは、政新会の主画像催による「下水道汚泥処理の堆肥化について」のテーマで、佐賀大学農学部の染谷孝助教授による講演会で、全議員に案内があったものです。

 染谷先生は、堆肥化の意義、慎重にしないと有害物質を含んでいる場合は「有機農産物」によってかえって健康被害が起きることもあるということ、それだけに「良質な堆肥」をどうつくるか、ということ、また、巷でいわれているEM菌、YM菌、キトサンなどによる堆肥化の有効性について、科学者の立場からの評価・検証をされました。

 詳しい中身は、また別に譲るとして、印象的だったことを。

 物事を評価するときに、科学的な見地が大事だということ。 
  たとえば、EM菌は有効である、ということについて

  1、比較対照するデータをもって検証すること
  2、同じ土俵で比較すること
  3、誰が、どこでやっても同じ有効性が現われるかどうか、で判断すること
  4、権威をうのみにしない

 とういう見地でみたときに、ある部分は有効であっても、あらゆる分野に有効であるかどうか、ということでの明確なデータは得られていない、のだそうです。
 そういう検証ぬきに「EM菌はガンに効く」「飲んでも効く」などという話がまことしやかに広がっていくことの問題も提起されました。

 「科学の目」で物事を判断することの大切さをあらためて学ぶ機会となりました。

 また、今回は政新会の政務調査費による学習会を公開講演会として、議員全体や市の関係部局へも案内してくださったことに敬意を表します。政務調査費を視察ばかりに使うのでなく、こういう形で生かされるのはとても意義のあることだと思います。

 

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この記事へのコメント

×第二迷信
2007年01月03日 22:09
はじめまして。
たしかに「学会で発表する」だけなら何でもあり。それが科学的に第三者によって検証されるまでは『ただの説』。

「都市堆肥」から20倍のカドミウムが検出された、という話もありますから、なんでもすぐに飛びつくのは「善意」であっても控えたいところです。

しかし、政務調査費を有効につかう自治体ってあるんですねー。(本当はあたりまえですが)
管理人 明子
2007年01月04日 06:12
第二迷信さま、ようこそ。おっしゃるとおり、何か新しい話しがあると、つい飛びつきがちなところが、行政にも議員にもないとは言えません。そんな点で専門家の目で検証する機会を持てたのはラッキーでした。

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