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zoom RSS 【ラッカは静かに虐殺されている@シアター・シエマ】

<<   作成日時 : 2018/07/08 09:52   >>

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昨日は予定されていた山口光貴さんのライブが大雨の関係で延期になった事もあり、観たかった映画を繰り上げで観に行きました。


実は「タクシー運転手」も観たかったのですが、まだあると思って画像いるうちに大雨の前に終わっていたようで、逆に6日から始まるはずだったのがお雨のために1日遅くスタートしたのが「ラッカは静かに虐殺されている」という作品です。


シリアの市民がアサド政権とISによって自由を奪われ命の危機にさらされている実態を世界に訴えるために、元高校の数学教師らが呼びかけて立ち上げた「シリアは静かに虐殺されている=RBSS」という市民ジャーナリストたちのグループによって文字通り命がけの撮影と発信の活動を伝えるドキュメンタリー映画です。


2012年のアラブの春の流れの中で40年も続いて来た独裁アサド政権の退陣を求めた市民のたたかいが激化し、空白を縫うかのように出現したIS=「イスラム国」が、かつて「ユーフラテスの花嫁」と言われた美しい街ラッカを首都として新たに支配し始めたことで、ラッカの市民は世界から切り離されて行きます。
シリアではISの壊滅のため、としてアサド政権が爆撃したり、アサド政権を包囲するためとして他国が爆撃するという中で「数百のISを殲滅するために数千の市民が犠牲になる」蟻地獄のような事態が起きています。ここに世界のジャーナリストたちが立ち入ることができず、報じているのはラッカにいる市民たちだということです。


ISに抵抗する者を無作為に投獄、拷問、公開処刑と称して街中での斬首や銃殺を繰り返し、市民の自由な暮らしと平穏を奪い取られ、瓦礫の街と化している故郷の姿を映し取られているのは、同じ時間に地球上で起きている事へのショックを感じました。



しかし、Facebookやツイッターなどを使ってラッカの真実を発信するRBSSの存在はISにとって憎しみの対象となり、市民ジャーナリストたちも次々と捉えられ処刑・暗殺されて行きます。難を逃れ隣国トルコや遠くドイツに移り住みながら、ラッカ市内からのレポートを発信し続けるメンバーのもとにもISからの脅迫が届き、市民ジャーナリストの育ての親でもある活動のリーダーがベルリン市街で白昼暗殺されるという悲劇も起きます。



同時に、ドイツではネオナチをはじめとして保護主義を求める人々による移民・外国人排斥の運動も起きており、その中で移り住んだメンバーや移民の人々は辱めを受ける事もあります。



これらはすべてドラマではなく事実なのだと思うと、それでも彼らを突き動かしているのは一体何なのか、ということをあらためて考えさせられます。


一人一人は特別の人間ではなく、ただ自由に、平穏に家族と過ごしたいという思いを持つ普通の人々です。その想いの強さだけでたたかいに耐えることができるのか、果たして自分だったらどうなのか、と思わずにいられません。


そして何より、同じ地球上で、同じ普通の市民が当たり前に自由な空気を吸えずに暮らしていることに無関心ではいられない、ということ、爆撃ではなく市民への生活支援・移り住んで来た人々への理解と支援という連隊の力を広げる事がISやアサド政権を包囲する力になるというRBSSのメンバーの訴えにも心を動かされました。


この映画はシアターシエマで7月12日まで上映中です。ぜひ、ご覧いただきたい作品です。


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