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zoom RSS 足立区の「子どもの貧困対策」

<<   作成日時 : 2015/05/15 15:22   >>

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 今日は、足立区の子どもの貧困対策について学びました。

 一言で言うとすごい。


まず、区議会の委員会室に通されたら、私たちの正面に掲げられた役職札が「子どもの貧困対策担当部長」。そして、対応は、いわゆる担当課の職員でなく、この担当の秋生修一郎部長が1人でしてくださいました。直接の担当職員は秋生部長(課長兼任)ふくめ5名体制だそうです。

 秋生部長は、区役所に入職して最初に福祉事務所に12年、産業部門に3年、あとは企画・政策部門に20年おられ、昨年度まで財政課長だったそうです。
そして、昨年区長を本部長として立ち上げられた「子どもの貧困対策本部」で「貧困の連鎖を断ちきる」ための具体的方針を検討された時は、財政サイドの予算編成の中で対応する立場だったそうです。それが、年度が変わった時点で、立場は一転して担当部長となられたというわけです。

 秋生部長の区役所で積み上げてこられたキャリアや視野の広さからくるのでしょうが、今日の視察ではまるで「秋生講師による子どもの貧困対策に関する講座」とでもいいたくなるほど中身の濃いお話でした。

 まず、「子どもの貧困対策とはなにか」ということです。
これは、往々にして考えがちな低所得者を救うだけの施策ではないというのです。

 もちろん、いま現に困窮している世帯の支援をすることは大切ですが、そこにとどまらず、子どもの次の世代にまで渡って貧困の連鎖が引き継がれないように手だてを講じるということです。

 足立区では、「治安・学力・健康・困窮の連鎖」が「足立区のマイナスイメージにつながる4つのボトルネック」とされてきたそうです。しかし、その共通する根底に、子どもの貧困があるのではないか、と着目し、国において平成26年1月に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が施行されたのをきっかけに、子どもの貧困対策に関する検討会が立ち上げられたそうです。

 そして、昨年8月に「貧困の連鎖を断つ」との意識のもとに、全庁を挙げて子どもの幼少期から青年期、就労に至るまでの全てのライフステージ・分野に関わる施策、事業について見直し、教育・保育支援、生活支援、就労支援、経済的支援など、幅広く子どもの貧困対策に取り組むための対策本部が立ち上げられました。具体的には、政策経営部・産業経済部・福祉部・衛生部・学校教育部・子ども家庭部・社会福祉協議会の所管部課長がメンバーとなっているそうです。

 また、これに合わせて教育、社会学、貧困問題などに詳しい専門の学識経験者6名に加わってもらい、率直な意見をよせてもらっているそうです。

 今日の話で印象的だったのは、子育て支援ではなく子どもを直接支援する施策が必要なこと、高齢化社会を支える次の世代が自立できるようにするためにも、子どもの貧困対策は究極の高齢化社会対策であること、その時だけでなく、長期的な視野で、施策には横断的な対応であたることが必要だということです。
 
 今後、佐賀市で考えていくためにも、たいへん勉強になる研修となりました。

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