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昨日、「議会と自治体」という共産党が発行している月刊誌を読んでいますと、各地の共産党議員の活動経験を紹介するコーナーがありまして、11月号は東京都御蔵島村議の黒田正道さんという方でした。 何気なく読んでいると、御蔵島村というのは「伊豆諸島の島のひとつで、太平洋の黒潮本流の真っ只中に位置する周囲16.8キロ、面積20.58平方キロのほぼ円形に近い島」だそうで、島には根つきの野生イルカが200頭あまり生息していることや日本一の巨樹の島であることなどにより、年々観光客が増えているのだそうです。 で、黒田さんは都内にすんでいらしたそうですが、子どもさんの喘息がきっかけで、空気のいいところを探していたところ、島の役場職員の募集記事を見つけて20年前に島に引っ越してこられたのだそうです。まったくよそ者だった黒田さんですが、役場職員として7年働く間に地域に根付き、イルカ協会会長、PTA会長、漁協理事などをつとめるようになったそうです。 もともと、20代前半に日本共産党に入っていた黒田さんに対し、「共産党の議席のない地域に行って、議員として立候補してほしい」という要請があったのをかたくなに断り続けていたそうですが、実際に御蔵島に住むようになって、この島のために議員として働きたい、と思うようになり、周囲のすすめもあって立候補を決意したそうです。 ところで、この島がどれくらいの規模かというと、人口280人余。有権者約200人。投票率90%というところで、議員定数は6人だそうです。・・・・すごいなあ・・・。 黒田さんが立候補するまでの国政選挙での日本共産党の得票は7票が代行だったそすが、確実に当選するためには26票が必要なのだそうです。 95年の初立候補の時は無投票で当選、2期目の99年は2人はみ出しの8人立候補で19票で最下位当選。3期目は無投票、そして昨年の4期目をめざす選挙では1人はみ出しではありますが有力新人3名が立候補するという激しい選挙の中で、なんと44票でトップ当選なさったそうです。 数字は小さいけれど、手に取るように有権者の顔が見えるだけに、1票1票を積み重ねるのは至難の業だと容易に想像がつきます。 それにしても面白いのは、どんなに小さい自治体でも、町村のレベルでは選挙ハガキが800枚出せますから、2期目は2種類のハガキを作ったそうですが、4期目をめざす選挙では、5日間の選挙期間中に5種類のハガキを毎日全戸に出したそうです。これは、小さい規模だからこそやれることですね〜! 定数6人の議員ということは、議長をのぞくと議員が5人。これで280人余の島民の生活を守るためにどうするかを一生懸命に話し合っていらっしゃるわけです。ちょっとした自治会よりも小さい規模ですが、もし、これがどこかと合併したら、確実に島民の声は届かなくなるだろうことは予想されます。 フランスなどでは、自治体の規模は数百名というのはざらですから、それは御蔵島村のような感じなのかもしれません。地方自治を打ち立てていく上で、こういう村の存在はとても貴重ですし、そんなところにも日本共産党の旗がひるがえっているということに、感動を覚えてしまいました。 ☆御蔵島村 選挙結果→http://www7.ocn.ne.jp/~shige-o/tihousen5-13.html |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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有権者200人だと、高校の生徒会より小さいですね。(京大で、教育学部の学生自治会ほど) |
×第二迷信 2008/10/24 23:02 |
こまかいことを言えば、 |
×第二迷信 2008/10/24 23:04 |
>×第二迷信さま |
管理人 明子 2008/10/25 00:04 |
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