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help リーダーに追加 RSS 岐路に立つ「生存権」〜弁護士会のシンポに参加

<<   作成日時 : 2008/07/27 23:58   >>

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 午後から佐賀県弁護士会と九州弁画像護士会主催のシンポジウム「岐路に立つ『生存権』〜現代日本の労働と貧困を考える〜に参加しました。これは、第51回日弁連人権擁護大会プレシンポジウムであると同時に、23日から27日まで佐賀県入りしていた「反貧困キャラバン行動」に呼応した企画でもありました。

 ちょっと遅れての参加でしたが、研究者と弁護士をパネラーとした大変聞き応えのあるシンポジウムでした。

 佐賀大学の丸谷浩介先生をコーディネーターとして、パネラーには熊本県立大学の石橋敏郎氏、首都大学東京の岡部 卓氏、静岡大学の布川日佐史氏、福岡弁護士会の高木佳世子氏という顔ぶれでした。
 プロフィールによると、研画像究者の3氏はいずれも国の社会保障審議会の「生活保護制度の在り方に関する専門委員会」や厚生労働省社会援護局の「生活扶助基準に関する検討会」のメンバーでもあるので、国での論議がどうなされているのか、ということも聞けたし、諸外国の社会保障制度も専門家の立場からの話が聞けたのは特に良かったと思います。

 いろんな話がある中で、とくに「利用しやすく、自立の支えとなる生活保護行政」へと変わっていくべきこと、同時に、あくまで貧困は個人のせいではないのだから、「健康で文化的な最低限度の生活」の基準や保護の利用についての国民的な理解を広げることの必要性などがあらためて実感させられました。

 参加者の中には行政関係や消費生活相談員の方たちの姿もあり、後半の質疑応答の時には文書での発言ではありましたが、佐賀市の保護課職員の方から、@本人の申請権を尊重することA扶養義務者は保護の「要件」ではないことを現場で周知をはかることB第3者の同席を認める、という現在の佐賀市の対応の到達点と、今後の課題としては福祉の専門家を正規職員として配置することや、最低賃金の大幅増の必要性などが意見として出されました。
 これは、佐賀市の姿勢を示したという点では積極的だったと思います。現場では、まだまだ改善を望む問題がありますが、この意見発表の立場をしっかり堅持していただくよう、私たちも日常的に求めていきたいと思いました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
本来であれば、みんな豊かになって、国の制度も整って
「生活保護」に閑古鳥が鳴く状況を、朝日茂さんも望んでいたのだと思います。
結核も「不治の病」ではなくなり、衛生環境も向上しているはず。

半世紀たって、200万人が保護受給なんて、嘆かわしい。(ちゃんと年金が確保されて、老人医療費無料制度だけでも、あればずいぶん「優先すべき他施策」なんですが)
×第二迷信
2008/07/29 20:32
>×第二迷信さま
そうですね、生活保護の対象者がどんどん増えて、だから対象を絞り込んだり支給額を削ったりして、ますます保護水準がさがっていく、という憲法の生存権と反するような実態が進んでいることを嘆かわしく思います。
同時に、生活保護は誰もが困った時に受けられる制度である、という位置づけはきちんと高めておきたいとも思います。
管理人 明子
2008/08/13 14:20

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